エソテリック、フラグシップの技術を継承した新世代ネットワーク/DAC『N-01XE』発売

エソテリック『N-01XE』10月発売

 ESOTERIC(エソテリック)は、フラグシップモデルGrandioso N1のコアテクノロジーを投入した新世代ネットワーク/DAC『N-01XE』を10月1日に発売する。メーカー希望小売価格は242万円(税込)。


 『N-01XE』は、ストリーミングや音楽ファイル再生用のプレミアムグレード・ネットワーク/DACとして位置付けられる製品。Grandioso N1で開発された2つのコアテクノロジー「Master Sound Discrete DAC G2」と「ESOTERIC Network Engine G4」を採用し、従来モデル『N-01XD SE』からさらに進化させた。

 搭載される「Master Sound Discrete DAC G2」は、独自開発の64bit/512Fs対応ΔΣモジュレーターを搭載したマルチレベルΔΣ方式D/Aコンバーターで、汎用DAC ICを使わないディスクリート回路構成を採用している。第2世代となる本DACでは、抵抗エレメントをON/OFFする回路をシンプルに最適化した低ノイズの新レジスターネットワークを採用。


 抵抗エレメント近傍にコンデンサーを追加することで電流供給能力を向上させ、ピュアなアナログ信号生成を可能にした。あわせて、FPGAとレジスターネットワークの電源回路をセパレート化し、DAC後段のアナログ領域ではホット/コールドの電源回路をそれぞれ分離、個別の電源レギュレーターから給電する方式を採用している。

 DSD 22.5MHzやPCM 768kHzといった最新フォーマットに対応し、DSDとPCMをそれぞれ最適に再生するFPGAデジタル処理アルゴリズムを備える。インダストリアル・グレードの高精度MELF抵抗、独自の増幅素子「IDM-01」など高音質パーツを採用。ESOTERICの自社ファクトリーでクリーンルームおよび無酸素炉を備えた基板マウント技術により製造される。

 第4世代となる「ESOTERIC Network Engine G4」は、光ネットワーク接続対応のSFPポートを装備。大容量RAMを備えたCPUによる高い処理能力に加え、オーディオ回路から完全に独立した専用大型リニア電源を搭載し、回路コンポーネントごとにトランスの巻線から独立した電源ラインで直接給電する構造となっている。


 イーサネットRJ45端子とSFPポートの2つのインターフェースを装備し、SFP対応外部ネットワーク機器とSFPモジュール+光ファイバーケーブルで光ネットワーク接続することで、ネットワーク経由のノイズから信号をアイソレートできる。

 電源部は、左右のDAC、ネットワーク・エンジン、デジタル回路、マイコン用に独立した合計5基の電源トランスを搭載する大規模構成。内蔵DACは電源トランスも左右を独立させた完全デュアル・モノ構成を採用している。あわせて、ES-LINK5による超広帯域デジタル伝送でESOTERIC Super Audio CDトランスポートを接続可能なほか、独自の電流伝送「ES-LINK Analog」も搭載する。

 対応ファイルフォーマットは、DSF、DSDIFF、FLAC、ALAC、WAV、AIFF、MQA、MP3、AAC。音楽配信サービスはTidal、Tidal Connect、Qobuz、Qobuz Connect、Roon、Spotify、QQ Musicに対応する。なお、Roon Readyについては現在認証試験中となっている。操作は専用アプリ「ESOTERIC Sound Stream」により、スマートフォン/タブレットから行える。

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