徳川家康ら日本の武将12人の兜を腕時計に ロジェ・デュブイ『エクスカリバー ザ カブト レガシー』登場
ロジェ・デュブイが、17世紀の日本における統一の歴史からインスピレーションを得た新作タイムピース『エクスカリバー ザ カブト レガシー』を発表した。世界限定28本のコレクションとなる。
本作は、絶え間ない戦乱により分断されていた17世紀を迎える頃の日本を着想源としたモデル。三人の武将の台頭により混迷が収束し、250年以上にわたる繁栄の時代を築いた歴史へオマージュを捧げるものとなっている。文化的象徴である江戸城、そして兜と家紋により表象された12人の武将を、卓越した時計製造技術とメティエダールの技巧で表現した。
文字盤上には、精緻を極めるメティエダールの技巧を駆使した18Kピンクゴールド製の兜が配される。マイクロスカルプチャーによって忠実に造形され、それぞれに宿る固有の象徴性と、手彫りによる緻密なディテールを浮かび上がらせている。造形は熟練職人の手により、一つひとつ2〜3日間の作業をかけて仕上げられる。
円は12時位置から始まり、日本統一の礎を築いた徳川家康の兜が配される。彼の兜には成功と長寿を象徴するシダの意匠があしらわれている。1時位置には忠義で名高い本多忠勝、2時位置には知略で徳川家の基盤を築いた酒井忠次、4時位置には的確な判断力で名高い榊原康政、9時位置には交渉に長けた井伊直政が配される。この4人は「徳川四天王」と称された武将たちだ。さらに7人の武将が各時位置に配され、それぞれの人物を象徴する兜にて表現されている。
文字盤の中央には、江戸城の建築を抽象的かつコンテンポラリーに解釈した意匠があしらわれた。聳え立つ城郭を想起させる造形は、藍染から着想を得たディープブルーのコーティングで装われている。幾層にも重なった構造の各面には、ポリッシュ、ブライトポリッシュ、サーキュラーブラッシュ、ショットブラストをはじめとするさまざまな装飾仕上げが施される。
ケースは45mm径の18Kピンクゴールド製で、リューズの周囲にはブルーエナメルで彩られたリングが配されている。ブルーのカーフスキンレザーストラップには小札を思わせるステッチが施され、武士の甲冑を彷彿とさせる意匠が描き出されている。ケースバックのブルーコーティングを施したピンクゴールド製リングには、それぞれの家紋がレーザーエングレービングにて刻まれる。
心臓部には、ジュネーブ・シール認証を受けた自動巻きキャリバーRD821を搭載。60時間のパワーリザーブを備え、14種の仕上げ技法を駆使した自社製キャリバーとなっている。
本作の創作にあたり、ロジェ・デュブイは日本史学教授であり、エミー賞受賞ドラマシリーズ『Shōgun 将軍』のコンサルタントも務めたフレデリック・クレインス氏と協働した。
■フレデリック・クレインス コメント
侍の文化は、人類史上稀有な「装いの芸術」を生み出しました。名匠たちが受け継いできたクラフツマンシップの伝統が今、オートオルロジュリーの芸術と出会うことは極めて自然なことに思われます。いずれの領域にも共通しているのは、一切の妥協を許さず卓越性を追求する、その姿勢なのです。