カップル成立有望の継続メンバー2人に懸念点? グループデートで一方通行の恋が交錯した『今日好き インチョン編』3話

『今日好き インチョン編』3話

 6月15日よりABEMAにて放送中の恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。インチョン編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

 以下より、6月29日公開の3話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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『インチョン編』の恋は一方通行ばかり はるかがグループ分けで辿り着いたマインドとは

 あまりにも綺麗すぎて、もはや感動するレベル。『インチョン編』メンバーの相関図は、恋の矢印がとにかく一方通行。各々の想いで一直線を描けそうなほど、ほぼ全員が誰かに“追われ”、同時にまた“追う”境遇に置かれているのだ。

 前回の2話までを整理すると、りら(岡本莉来)→ そら(宮崎宇宙)→ たまき(今井環希)→ はるか(鳥井悠叶)→ ゆうな(秋元優奈)→ せいたろう(江口惺大郎)→ るる(小森瑠々)と、果たしてどこにカップル成立のポイントを見出すべきか迷ってしまうほどの一方通行ぶり。

『今日、好きになりました。インチョン』3話より

 加えて今週の3話では、2日目午後のグループデートで、仁川(インチョン)市内を一望する展望台散策コースと、海が見えるレトロ遊園地コースの2つの選択肢が設けられるも、先ほどのたまきから順に、展望台 → 遊園地 → 展望台を選び、見事にすれ違いが発生。気になる相手と仲を深められぬまま、この日の夜を迎えることとなってしまう。普段でいえばくじ引きなどが定番なこのグループ分けだが、今回は男子部屋と女子部屋のそれぞれで、各々が参加したい方を事前に選ぶことができただけに、後悔もまた大きいところだろう。

『今日、好きになりました。インチョン』3話より

 特に、はるかはこの選択時に「自分の行きたい方に行って相手がいたら、気が合うかも」と、思わず“たしかに”と頷かされる純粋なマインドに辿り着いていた。とはいえ、これは裏を返せば……とまで掘り下げるのは野暮にはなるし、彼以外にも、えいた(川﨑瑛太)は気になっていたるると離ればなれになるなど、“はるか理論”を持ち出すのが酷になりそうなこの展開。いつかも記した気がするが、全員が思い通りのグループ分けになるまで、やり直すことは許されませんか?

はるか、せいたろう越え&ゆうなを振り向かせる宣言 「止まらないよ、成長は」

 繰り返しで恐縮ながら、前述の相関図で隣同士のメンバーが展望台 → 遊園地 → 展望台となるなど、見事なすれ違いが生まれてしまった。特に、はるか×ゆうなにとっては、出鼻を挫かれたような感覚だろう。

 それもそのはず。はるかはグループ分け直前、勇気を出して女子部屋を訪れ、彼女を朝のツーショットに誘っていた。昨日までの関係値を心のなかで勝手にリセットしてか。あるいは男子部屋を離れる前に、せいたろうが昨日、ゆうなと一緒に繰り出したクルージングデートで、『タイタニック』のオマージュポーズを披露したと聞かされてか……。ご自慢のカメラのストラップを首に掛けたかと思えば外したり、大切な話を始めたのかと思えば、ワンテンポ置いて「ちょっと話そうか」と場を仕切り直したり。彼の抱く動揺や緊張感が、手に取るように伝わってくる。

『今日、好きになりました。インチョン』3話より

 ゆうなの気持ちはいま、せいたろうの方に向きつつある。こうなると、彼女を振り向かせるのはなかなか難しい。特に、はるかは最初に想いを伝えているぶん、最終的には彼女の決心を待つのみとなってしまう。『今日好き』とは、こうした“待ち時間”の繰り返しだ。

 それでも、せいたろうを最終日までに上回って「もっとドキドキさせたい」と言葉にし、「ちょっとずつだけど、成長していこうかなって」「止まらないよ、成長は」とまで宣言してみせた(最後の一言を自分で言ってしまうのが、まだ高校1年生の抜けているはるからしい)。こうした“背伸び”を、ゆうなは後のソロショットにて「かわいかった」と振り返っていたが、この“かわいさ”が恋愛的な意味でハマる、という意味なのかもポイント。

『今日、好きになりました。インチョン』3話より

 あわせて、はるかが先ほど女子部屋に来てくれたこと=成長のひとつだと認識し、彼自身もそれに頷いていたところで、訂正させてほしい。というか誰でもないが、言わせてもらおう。まだ2日目朝。この日の昼も、夜もーーはるかの成長は、まだ止まることを知らない。

 ……と思っていたところで、別々のグループになってしまったのである。約束通り、成長を見せる機会をせめて、この日の夜にくださいませんか。

たまき、呼んでほしいあだ名は“たまキング”? そら&はるかの間で揺れる想い

 現状、カップル成立の兆しが見えてこない『インチョン編』のなかで唯一、相対比で望みを託したいのがこのふたり。展望台グループで一緒になり、ゴーカートでお互いの車体に激突しながらも、最後にはお互いに見事なドライビングテクニックを披露していた、そら×たまきである。

『今日、好きになりました。インチョン』3話より

 周知の通り、そらはすでにたまきにゾッコン。自身のタイプで刺さりまくっていると、本人を前に強く語っていた。対するたまきは現在、はるかに惹かれつつあるものの、理由はあくまで「おもしろい」から。逆に、そらの存在を「一緒にいて楽しい」と評価するなど、恋愛的な可能性が見えてきている。これにはそらも「ちゃんと話を聞いてくれるところとか、めっちゃ好きで」と、会話の流れでたまきが「好き」だと明言し猛プッシュ。彼女への想いが、ますます強くなっている。

 ひとつ心配な部分があるとすれば、お互いの呼び名を決めるなかで、そらは「そら」と呼び捨てを求めたにもかかわらず、たまきは「たまちゃん」のほかに「たまキング」と、どうにもネタとしか思えぬニックネームを提案してきたこと。あくまで恒久的に採用されるものではなかったとはいえ、もしや、そらにもはるか同様のおもしろさを求めていないか? というより「なんで?」と、純粋に思わされてしまった。

『今日、好きになりました。インチョン』3話より

 『インチョン編』で誰よりも“おもしれー女”こと、たまき。彼女の読めない行動や性格を、そらはどうハンドリングしていくのか。たぶん、先ほど乗ったゴーカートのように、すぐにコツを掴めるような代物ではない。

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