FRUITS ZIPPER、Juice=Juiceらと『今日好き』が生み出した熱狂――ABEMA「最強バズりソング歌謡祭」レポ

「最強バズりソング歌謡祭」レポ

 ABEMA10周年特別番組『30時間限界突破フェス』が4月11日午後3時から12日午後10時の30時間にわたり生放送された。その最終盤にグランドフィナーレ企画として、ぴあアリーナMMにて開催されたのが「最強バズりソング歌謡祭」だ。

 エンディングで、MCの一人であるニューヨーク・嶋佐和也が「とんでもないテンポであっという間でしたね」とコメントしていたように、放送の2時間半で披露されたのは総勢23組、計35曲。オープニングを飾ったFRUITS ZIPPERからトリの後藤真希まで次々とパフォーマンスされていく“バズりソング”は、まるでTikTokをスクロールしていくかのような驚きと熱狂の連続だった。

FRUITS ZIPPER・松本かれん「30時間も頑張るみんなが“NEW KAWAII”」

 FRUITS ZIPPERはトップバッターとして「NEW KAWAII」を披露しただけでなく、番組中盤にも再び登場。「はちゃめちゃわちゃライフ!」「わたしの一番かわいいところ」といったグループにとってのバズりソングであり、代表曲を歌唱した。毎回ライブ毎に変えている「NEW KAWAII」での松本かれんのセリフパートでは、「私は30時間も頑張る、ABEMAのみなさんといろんなところで見てくれているみんなが“NEW KAWAII”と思います」とエールを送る。

 また、『30時間限界突破フェス』内の企画「『チャンスの時間』ノブの好感度を下げておこう30時間フェスver.」への出演で話題を呼んだ仲川瑠夏は、MCの齊藤京子からグループが今年2月に開催した初の東京ドーム公演について聞かれると「東京ドームって、ここよりもめちゃくちゃでかいんですよ!」と素直すぎる感想を吐露。MCのニューヨーク・さらば青春の光の2組から総ツッコミを受ける、さすがのバラエティ力を発揮していた。

 同じく番組中盤に、会場に熱気の渦を巻き起こしたのがJuice=Juiceだ。TikTokでのバイラルヒットを超えて、多くの音楽番組で披露している「盛れ!ミ・アモーレ」。グループは今回会場となったぴあアリーナMMで5月にツアーファイナルを控えているが、そのチケットが取れないと話題になるほどの人気となっている。

Juice=Juice

 江端妃咲は「家族とかお友達も口ずさんでくださっていて、流行っているんだなという実感が湧いています」とコメント。ラテン調のイントロ、工藤由愛の歌い出しに、フロアに集結した多くのファンが“火花”のように今を楽しんでいく。〈シャッターチャンス〉とシャウトしながら足を蹴り上げる“足上げダンス”をはじめとしたダンスパフォーマンスはもちろんのこと、ボーカル、ビジュアルといった全てがキレキレに仕上がっている、圧巻のステージだった。

 過激なパフォーマンスが話題のWHITE JAMは、「磁石」「池袋サンシャイン」の2曲を披露。〈そう僕がSで あなたがN。〉のフレーズでお馴染みの「磁石」では、SHIROSEがロングコート、ニットと脱いでいき半裸状態に。会場には悲鳴にも似た叫び声がこだました。さらにはスタンドマイクでのポールダンスを模した艶やかなパフォーマンスに、マイク舐めと続く。一方で、「池袋サンシャイン」では伸びやかな歌声で真っ直ぐなラブソングを届けるそのギャップがWHITE JAMの魅力だ。

後藤真希

 トリを務めた後藤真希は、デビュー25周年イヤーの昨年にリリースしたハイパーポップチューン「Which? Prod. Giga」に加え、モーニング娘。時代の大ヒット曲「LOVEマシーン」を出演者がステージに勢揃いした状態で披露するという華々しいフィナーレを飾った。

『今日好き』しゅんゆまらカップル3組がペアダンス披露 おひなさまはチアガールに

 今回の「最強バズりソング歌謡祭」を現地で観て感じたのは、バズりソングだけでなく、『今日好き』でお馴染みの恋愛リアリティー番組『今日、好きになりました。』の人気とファンの熱量の高さだ。

 ステージには『今日好き』高校生メンバー25名が雛壇に座ってライブを楽しむ形で出演し、さらには一夜限りのコラボレーションが随所で実現。〈ダンシンオドッテ バイラリンケラム ブジグレフショーキス〉のフレーズでバズり真っ只中のSWEET STEADY「SWEET STEP」では、メンバーからの呼びかけによってカメラに抜かれた、きんご(内田金吾)とりのん(多田梨音)の“きんりの”カップルや、いおう(榎田一王)といっさ(松本一彩)がノリノリで振り付けを完コピしていた。

 同じく踊ってみた動画が流行中の琳子「中華料理屋の酢豚が食べたい」では、しゅん(倉澤俊)とゆま(谷村優真)の“しゅんゆま”、はると(今井暖大)とねね(時田音々)の“はるねね”、ゆうた(西小路侑汰)とひなた(田中陽菜)の“ゆたひな”といったカップル3組がステージ上でそれぞれペアダンスを披露した。

May J.と『今日好き』メンバー

 その後も、May J.による泰葉の「フライディ・チャイナタウン」のカバーで、いおう、かける(鈴木駈)、けいすけ(中村圭佑)、はる(谷本晴)、りょうすけ(曽根凌輔)の男子メンバー5人がバックダンサーとして登場。

 ヤジマリー。 の「ワンチュッ!~Let's Wanchu!~」では、いっさ、りお(酒井理央)、せりな(佐藤芹菜)、もか(代田萌花)、りあ(米澤りあ)が、話題の「ワンチュッダンス」をヤジマリー。と一緒にパフォーマンスした。

 岩崎良美「タッチ」では、“おひなさま”ことひな(長浜広奈)を筆頭とした、あやか(伊藤彩華)、さわ(紗和)、じゅり(榊原樹里)、ゆうひ(岩間夕陽)、りあの女子メンバー6人が、チアガール風のダンスでステージを盛り上げた。

 また、日本の音楽番組初登場の韓国のシンガーソングライター・Gyubinが、『ニュージーランド編』の主題歌として広く知られている幾田りら「恋風」を歌唱すると、メンバーが座る雛壇からは歓喜のような叫び声が上がる一幕も。

 番組のCM中には、『今日好き』メンバーの名前を呼ぶ熱いファンの姿も見られ、ヒットソングと『今日好き』人気の2つの軸で生み出される熱狂が、「最強バズりソング歌謡祭」にはあった。

 なお、番組は5月12日まで無料で見逃し視聴が可能。リアルタイムで見られなかったという人はもちろん、好きなアーティストのパフォーマンスを見返したいという人は、この期間にぜひ活用してほしい。

『最強バズりソング歌謡祭』

放送日時:4月12日(日)午後7時~
【5月12日まで無料で見逃し配信中】

MC:齊藤京子、岩田絵里奈

■全アーティスト歌唱曲一覧
I Don't Like Mondays. 「PAINT」「マスカレード」
iLiFE! 「アイドルライフスターターパック」
岩崎良美 「タッチ」
WOLF HOWL HARMONY 「Gachi Funk」
KAZ(GENERATIONS/数原龍友) 「Choo Choo TRAIN」「最後の雨」
Gyubin 「Really Like You (Japanese Version)」「恋風/幾田りら」
後藤真希 「LOVEマシーン」「Which? Prod. Giga」
CIRRA 「Always」
Juice=Juice 「盛れ!ミ・アモーレ」
SWEET STEADY 「SWEET STEP」
chay 「僕のこと/Mrs. GREEN APPLE」
Toi Toi Toi 「咲いてなくたって」
ねぐせ。 「織姫とBABY」「青春バイブレーション」
ピラフ星人 「ピラピー」「Shalala」
fav me 「Eye to eye!」
FRUITS ZIPPER 「NEW KAWAII」「わたしの一番かわいいところ」「はちゃめちゃわちゃライフ!」
VIBY 「Mi*light」「恋におちたら/Crystal Kay」
WHITE JAM 「池袋サンシャイン」「磁石」
May J. 「フライディ・チャイナタウン/泰葉」「First Love/宇多田ヒカル」
Mega Shinnosuke 「愛とU」「ごはん食べヨ」
ヤジマリー。 「ワンチュッ!~Let's Wanchu!~」
琳子 「中華料理屋の酢豚が食べたい」
log you 「桜色オーバーレイ」

■ABEMA10周年特別番組『30時間限界突破フェス』

放送日時:4月11日(土)午後3時~4月12日(日)午後10時
【5月12日まで無料で見逃し配信中】

配信プラットフォーム:ABEMA
番組URL:https://abema.tv/video/title/90-2054 

■ABEMA 10周年特設サイト:https://contents-abema.com/10th/

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