防音室が低コストで広く快適に? ソニーと東急建設が「集合住宅の遮音性」について実証実験を開始

 ソニーネットワークコミュニケーションズコネクトと東急建設は、東急建設保有物件の住戸に、両社が共同で研究した高遮音化技術を導入したテストルームを設置し、実証実験を開始すると発表した。


 今回の実証実験は、自宅でのオンラインゲームやテレワークの浸透により、生活音が変化している背景があるためだ。一方で集合住宅では自住戸内の居室間の遮音性能について、明確な基準が設けられておらず、実態に基づいた設計手法が確立されていない。

 2024年には共同研究契約を締結し、研究や解決案の検討を行い、東急建設技術研究所での検証で一定の遮音性能などを成果としてあげている。

 共同研究で実現した高遮音化技術は、従来の防音室に比べて、建設コストを抑え、室内空間を狭めずに広く使える設計、一般的な居室と変わらない使用感覚を実現する。

 今回の実証実験では、テストルームを活用して居室間の遮音性能検証をはじめ、遮音性能を活かした機能性や施工周りの検証などを行う。

 今回の実証実験を通じて、研究段階から一歩進んだ実環境での有効性を検証し、その成果を踏まえて現在検討中の新築マンションへの導入を予定している。

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