ハンカチ王子・斎藤佑樹、中学女子野球チームとガチンコ対決 全力プレイにスタッフ「大人気ないぞ!」

 元プロ野球選手の“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹さんが2025年12月9日に公式YouTubeチャンネル「斎藤佑樹 野球場プロジェクト」に公開した動画で、硬式野球の中学女子チームとガチンコ対決を繰り広げた。

「創部1年目の中学女子チームとガチンコ対決(京葉ガールズ)」と題した動画で斎藤さんは、25年に創部された千葉県市川市を本拠地とする中学女子硬式野球チーム「東都京葉ガールズ」のもとを訪問し、「今日は勝負しましょう」と対決を挑んだ。

 対決は2回に分けて行われた。まずは、斎藤さんが投手としてマウンドに上がり、京葉ガールズの打者10名と対戦。3人がヒットを打てば京葉ガールズの勝利というルールだったが、そこは元プロ野球選手で元甲子園優勝投手。初球、挨拶代わりとばかりに伸びのあるストレートを投じると、打者のバットは空を切り、ネクストバッターズサークルから見ていた京葉ガールズメンバーから「速っ!」「無理無理!」などと驚きの声が飛んだ。

 そこから三振の山を築く斎藤さん。中学生相手とは思えない無慈悲なピッチングにYouTubeのスタッフから「大人げないぞ!(笑)」とヤジが飛ぶ。さらに、京葉ガールズの監督からは「再試合あるから! 明日も!」と2006年夏の甲子園決勝を想起させる煽りで揺さぶりをかけられ、「ない。ない(笑)」と苦笑いを浮かべた。あまりの無双ぶりに途中で、斎藤さんは「1本打ったら、そちらの勝ちということでいいでしょう」と勝敗条件を変更した。その結果、ラスト10番目の打者がセンター前ヒットを放つことに成功。斎藤さんは「ナイスバッティング!」と讃えながらも、「悔しい」と唇をかみしめた。

 続いては、打者としてバッターボックスに立った斎藤さんが1打席につき1名ずつ登場する京葉ガールズ投手陣と真っ向勝負をすることに。バットを手にした斎藤さんは「中学の女子ってどういうボール投げるんでしょうね?」といい、「僕が叩き潰してやります! 鼻へし折ってやりますよ(笑)」と闘志を燃やした。

 6打席で1安打に抑えれば、京葉ガールズの勝利となるこの対決。斎藤さんは1打席目がショートゴロで「ピッチャーで打たれるより悔しいなぁ」と本音を吐露する。しかし、続く2打席目で右中間に長打を放つ。手ごたえ十分の当たりに「気持ちいい~!」と叫んだ。その後3~5打席は凡退に終わり、迎えた最終6打席目。1打出れば勝利の場面だが、相手エースピッチャーの直球をミスショット。センターフライに打ち取られてガックリと肩を落とした。

 結果は2回とも京葉ガールズの勝ち。斎藤さんは打者として1安打を放ち、投手として京葉ガールズ打線を1安打に抑えたことを根拠に「引き分け」を主張するも、京葉ガールズの大ブーイングに遭う。そして「この続きは北海道で作ってる野球場へみんなに来てもらって、勝負なんてどうですか?」と、自身が北海道・長沼町に建設した野球場「はらっぱスタジアム」での再戦を申し出ていた。

 本動画に対し、コメント欄には「ちゃんと全力でやるのが素晴らしい!」「感動しました」「めっちゃいい企画」などの声が寄せられている。

創部1年目の中学女子チームとガチンコ対決(京葉ガールズ)

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