川越シェフ、「業務スーパー」の食材だけでフルコースを作る 低コスト&時短メニューに視聴者喝采

 料理人でタレントの川越達也が12月3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「業務スーパー」の購入品のみでフルコースの料理を作る、というチャレンジ動画を公開した。

 格安のスーパーとして知られ、YouTubeでも冷凍食品や加工食品、調味料などを紹介する動画が人気を博している業務スーパー。一流シェフがそんな“業スー”の食材を使うとどんな料理ができるのか、気になる企画だ。

 動画の冒頭、カレーの仕込みを始める川越シェフ。「にんにく油」で「カレー用野菜ミックス」を炒め、じゃがいもを取り出した上で、「オニオンソテー」を加える。そこに下茹でした「牛赤身スジ肉」、ボイルして販売されている「角切り牛すじ」を入れ、コトコト煮込んでいく。コストパフォーマンスはもちろん、よく炒められていて時短になる「オニオンソテー」は、プロのシェフからしてもありがたい商品のようだ。味付けはハチ食品の「カレー専門店のカレールー」を使用していた。

 同時に作る前菜は、薄切りの「パプリカ」、下茹でした「中粒むきえび」に、なんと業務用の「きんぴらごぼう」を合わせるというアイデアが光る一品。きんぴらごぼうに味がついているため、混ぜた時点で「味は決まっている」というが、マヨネーズとナンプラー、最後にパクチーとナッツを加えてエスニック風に仕上げていた。

 さらに、「鶏もも肉」に塩で下味をつけ、フライパンに「にんにく油」をひいて、皮目を下にして焼いていく。鶏の脂が出てきたら、隣で「揚げなす乱切り」を焼き、一度フライパンから引き上げる。そのフライパンで「菜の花」を炒め、なすを戻したら、味の決め手となる「パッタイペースト」を投入。溶き卵でまとめ、鶏に添えたら、これもコースに映える立派な一皿だ。

 その他、どんな料理が揃ったかは実際に動画を見てほしいところだが、前菜で「きんぴらごぼう」を使っているように、調理済みの惣菜もうまく使い、手間を省きながら味に深みを持たせるのがプロの技だ。コメント欄では「長年業スーを使ってるんですが、こんなに参考になるレシピ見たの初めてです」「ハナマサとか成城石井みたいな高級スーパーもみたい」などの声が集まっている。

【フルコース】業務スーパー購入品のみで作る、川越シェフのスペシャルコース

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