TBSがAIを使ったナレーションシステム「音六(おとろく)AI」のサービス提供開始 企業のVTR作成などに活用

 TBSテレビは、TBSグロウディアと共同で、テキストを登録するだけでテレビ局クオリティの音声に変換できるAIナレーションシステム「音六(おとろく)AI」を開発し、サービス提供を開始したことを発表した。

 「音六AI」は、テキストを入力し十数種類のサンプルから声を選択するだけで、簡単にナレーションが作成できるシステムだ。指定した時間に合わせて話すスピードを自動調整する機能や、発音の調整機能も実装されている。

 多言語に対応し、英語や中国語、ベトナム語に対応している。日本語から翻訳するシステムは現在開発中とのことだ。

 「音六AI」は現在、TBS及びJNN系列局などでも利用しており、仮ナレーション作成の業務効率化やニュース素材の自動ナレーションなどの用途で活用されている。またテレビ局以外にも企業の教育プログラムで使用するVTR作成や顧客向けのPRなどの用途に使えると見込んでいる。

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「音六AI」公式サイトURL https://oto6.zone

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