料理研究家・リュウジ、ついに“ジェネリック山岡家”を開発 その再現度に「世に出しちゃいけなかったかも」

 料理研究家のリュウジが2025年10月18日、公式YouTubeチャンネルに人気ラーメンチェーン「山岡家」のラーメンを完全再現する動画を公開した。

 リュウジは、天下一品・一蘭・一風堂など有名ラーメンチェーンの味を家庭にある調理器具と市販されている食材で再現する「ジェネリックラーメンシリーズ」と題した企画を自身のYouTubeチャンネルで展開し、好評を博している。

 今回の動画では、ネットで爆発的な人気を誇る「ラーメン山岡家」の味噌ラーメンを作ることに。用意した材料は、太麺×2玉(260g)、豚バラ肉×70g、味噌(できれば山吹味噌)×10g、にんにく×10g、生姜×5g。このほか、トッピングとして冷凍ほうれん草、小ねぎ、海苔、チャーシュー用塊肉×500gを取り揃えた。

 味の要となるスープだが、リュウジは「豚骨から作らないです。豚骨から作っていたら日が暮れます」とし、細かく切った豚バラ肉とニンニク、ショウガを水の張った鍋に投入。さらにそこへゼラチンも加える。リュウジによれば、豚骨スープ自体がゼラチンで構成されており、特有のまろやかさを出すためには必要なのだとか。このほか、中華料理用調味料「中華あじ」を加えて煮立たせていく。

 リュウジは「豚骨から山岡家を再現する人は結構いるけど、この即席スープでやるっていうのは多分あんまりいない。ジェネリック一蘭も結構革新的だって言われてすごい再生されたんだけど、ジェネリック山岡家もかなりだと思います」と自信をのぞかせた。

 その後、スープを煮立たせる→ハンディブレンダーで撹拌を何度か繰り返していくリュウジ。豚バラ肉が粉砕されて十分きめ細かくなったスープに醤油や味噌、砂糖、塩、コショウ、一味唐辛子、ガーリックパウダー、ラード、味の素などを入れて泡だて器で混ぜれば、山岡家風スープの出来上がり。スープをラーメンどんぶりに注ぎ、茹でた太麺、小ねぎ、ほうれん草、チャーシュー、海苔をトッピングすれば完成だ。

 この自作のラーメンを実食したリュウジは開口一番「きてる、きてるよこれ!」といい、「バリうまい。ヤバい」「これはほんとに山岡家だ!」と声を弾ませる。また、スープに浸した海苔を白米に乗せ、その上から少量のスープをかけて食べると「あー! 神様ー!」と絶叫した。そして「これは世に出しちゃいけなかったかもしれませんね。あまりにうますぎて。引いてる俺」と自画自賛が止まらなかった。

 実際に動画内で提示されたレシピを参考に作ってみたという視聴者も多かったようで、コメント欄でもあまりの再現度に驚きの声が多く寄せられている。リュウジが手掛けたジェネリック山岡家ラーメン。あなたも作ってみてはいかがだろうか?

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