人気旅系女性YouTuber、DIY中の古民家で“本物の日本刀”を発見 まさかの出来事に視聴者「うらやましい」

 日本全国を旅する女性YouTuberのこつぶが、10月1日にYouTubeチャンネルを更新。「大正ロマン古民家DIY③築100年の納屋から謎の刀が出てきたんだけど...」と題した動画を投稿した。

 こつぶは「HONDA CBR250RR」「スーパーカブ110」「モンキー50cc」「N-VAN·ハイエース」などを相棒にして、旅の様子を発信している女性YouTuber。6年間日本を旅してさまざまな景色を見てきた彼女だが、7月24日には鹿児島県霧島市への移住を発表している。今度は旅人を迎える立場でゲストハウスを開くことになり、その第一歩として築100年の大正ロマン古民家を購入していた。

 9月1日には、古民家に置かれていた残置物をまとめて処分するためにさまざまな品物を売却。今回の動画ではその残置物のなかから刀が出てきたことを報告している。発見したのは脇差2本と短刀1本で、見つけたときは驚いた様子で「本物だったら銃刀法違反にならない?」とつぶやいていた。

 刀身は錆びており鞘にも傷があるが、本物のように見えるため、一般的な古道具やリサイクルショップでは取り扱いが難しいようだ。簡単なチェックを行うために磁石を近づけてみると、しっかりくっつくので本物の可能性が高い。

 「銃砲刀剣類登録証」というものがあれば所持・処分・売却・譲渡などが可能なのだが、近くに登録証はなかった。そのため、登録を申請するために刀剣審査登録会に持ち込まなければいけないのだが、そのまますぐに持ち歩くことはできないので、まず警察署で「刀剣類発見届出済証」を提出して許可をもらう必要がある。

 こつぶは、早速警察署に電話をして状況を説明し、検査や書類作成を完了させていた。都合が合わなかったため、刀剣審査登録会には代理人として家族が向かっていたが、無事3本の登録を終えている。登録料は3本で18,900円。こつぶは「なかなかのお値段でございます」とまさかの出費に驚いていた。

 その後は、オンラインで見積もりができる業者に写真と登録証を送信。結果は、脇差が1本10,000円で短刀が5,000円。合計25,000円の査定になっていた。ゲストハウスに刀を置くと危ないので譲渡か売却を考えているようだが、一旦視聴者からのアイデアも参考にしたいため、今後の予定は保留としている。

 コメント欄では「日本刀ほしいからうらやましい…大切になさってください」「凄い、バイクは全く出てこなかったのに、過去一で面白い動画でした こんな経験、ないわなー」などの反応が寄せられている。

 まさかの出来事に驚きを隠せない様子だったが、動画内では刀を発見してから登録証を手に入れるまでの道のりが分かりやすく示されていた。ほとんどの人には起こりえないが、刀を発見した際の参考にもできるだろう。視聴者からは、珍しい体験に対して羨む声や面白いという感想が届けられている。なかには、刀を専門とするYouTuberとのコラボを希望する声もあった。今後どのように対応を進めるのか、古民家DIYの展開とあわせて注目していきたい。

大正ロマン古民家DIY③築100年の納屋から謎の刀が出てきたんだけど...

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