魚捌き系女性YouTuber、“幻の包丁”を製作動画がすごい 真剣に技を学ぶ姿勢に視聴者「素晴らしい」

 2025年7月16日、YouTubeチャンネル「魚屋の森さん」が新しく動画を投稿。幻の包丁「くじら包丁」を製作する様子を公開した。

 「魚屋の森さん」は、名古屋の鮮魚卸店・寿商店の二代目社長である森朝奈のYouTubeチャンネル。新卒で入社した企業で身につけたスキルを活かし、父が創業した会社のDX化に取り組んできた森。本チャンネルは、コロナ禍により経営がピンチになり、乗り切るために始めたチャンネルだ。いまでは、魚捌き系YouTuberとして人気を博し、チャンネル登録者数36.1万人を超える注目クリエイターとなっている。

 今回アップされた「【ついに本日】もう二度と手に入らないかもしれない。幻の包丁、製作の現場。」では大阪・堺市にある『青木刃物製作所』に向かうところからスタート。以前限定生産したという「くじら包丁」の新型モデルの製造を見に行くという。さっそく工場へ到着し、鍛造工程の説明を聞いて感心する森。今回の包丁は、プロの料理人でも使えるレベルの実用性の高さがポイントだという。鍛造の様子を実際に見学すると、1本1本繊細に手作業する大変な工程だということがわかり、「すごい」「かっこいい」と、ひたすら圧倒された様子だ。そして森も鍛造にチャレンジするも、思うようにいかない。想像以上の難しさを痛感し、職人の技術に改めて感心していた。

 続いては、刃物への刻印に挑戦。刃物に型を当ててハンマーで叩くという作業なのだが、2回目の刻印をしたときにズレてしまったのか、うっすら刻印が2重になってしまう。しかしそれもまたレアケースということで、今回はそのまま採用することに。次に向かったのは研ぎの工程。鍛造で成形した包丁を完成形に近づけていく。これも1本1本手作業となる。視聴者としても、製造過程を見るといかに手間暇かかっているかがわかる。そして包丁を研磨する「吹付け」にも、森は楽しそうに、そして真剣にチャレンジしていた。

 最後はギャラリーを見学。『青木刃物製作所』で作られた包丁やグッズがずらりと並ぶギャラリーで、貴重な包丁を見せてもい、包丁の研ぎ方をレクチャーしてもらう。動画では誰にでもわかりやすいように細かく説明されているので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

 そんな同動画のコメント欄には「現場取材してる時の生き生きした姿が可愛い過ぎ」「日本の職人さんの技術は本当に凄い」「素晴らしい」などのコメントが寄せられていた。

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