「わたしのハトミ」　さやかの独占欲が爆発！

　セックスレス問題もあり、ギクシャクしていたさやか×ハトミカップル。前回の話し合いを経て、関係が良好になったのはいいのだが……。そのせいで（？）周囲のカップルたちを巻き込む波乱が起きてしまった。

　さやかは、愛情が0か100かのように極端になりがちなタイプなのかもしれない。ちょっと前まではハトミの前で常に不機嫌な顔をしていたのに、今は正反対。「全部受け入れるよ。ハトミなら」「もう早く終わりたい。2人になりたい」「みんなのハトミになっているのが嫌だ」「わたしのハトミ」などと言うようになった。あまりの変貌に、ハトミも「行き過ぎじゃない？」「そうかもしれないけど、それは言わなくていい」とちょっぴり引き気味。

　また、「りあらちゃんに嫉妬してる」と言い出したさやか。どうやら、ハトミとりあらが、ボケとツッコミのような感じでテンポの良いやり取りを繰り広げていることに対して、不満が募ったらしい。しかし、周囲の参加者には、「嫉妬するような関係には見えない」「りあらちゃんはみんなにつっこむから」と理解してもらえない。りあらの恋人・なおきにも、「絡んでるのを見て何とも思わないの？」と問い詰めて、「何も思わないです」と返されると、「わたしはすごく嫉妬をしてるんです。りあらちゃんのこと、嫌いになりたくないんだけど、その光景を見るとすごい嫌で」と嫉妬心をぶつけていたさやか。

　その気持ちも、分からなくはない。大好きな彼が、ほかの女の子と仲良くしていたら、嫉妬心が芽生えることもある。ただ、共同生活をしている以上、ある程度のことは自分のなかで飲み込んでいかなければならない。また、もしも怒りをぶつけるのだとしたら、なおきではなくハトミにぶつけるべき。「ちょっと嫉妬しちゃうな〜」と可愛く伝えていれば、ハトミもちゃんと気にかけるだろうし、りあら×なおきを巻き込むこともなかった。

　みんなの空気が不穏になりそうな時、真っ先に動いたのが国際恋愛コーチのサユリだ。サユリは、「嫉妬心を抱くのは悪いことじゃない」と言いながら、「でも、ぶつける相手が間違っている」「なおきに言うのは、“あなたのパートナーを管理しなさいよ”と言っているようなもの」とさやかを諭していた。さやかも最初は、「気をつけた方がいいのかな？　これって」「絶対に話さないでって言ってるわけじゃなくて、こっちの気持ちも理解してほしいってだけ」と突っぱねていたが、だんだんと「たしかに、りあらちゃんはハトミだけじゃなくて、みんなと仲が良い。視野が狭かったかも」と思えるように。

　ただ、スタジオMCの森香澄が言っていたように、さやかがここまで追い詰められてしまったのは、ハトミから愛されていると思えていないというのもあると思う。セックスレスやEDなど、まだまだ解決すべき問題が残っているさやか×ハトミ。合宿中に、ちゃんと話す時間を設けられたら良いのだが……。