海外で食べる日本食の味は? カップルYouTuberが“美食の国”で検証「日本愛を感じた」
美食の国・イタリアで食べるラーメン&寿司の味はいかがなものなのか?――そんな検証動画を夫婦YouTuber「とったび」が2025年4月2日に公開した。
「とったび」は、妻のあーちゃんと夫のこんちゃんによる夫婦YouTuber。仲睦まじい様子で国内外を旅する動画が人気を博し、公式YouTubeチャンネルの登録者数は39万人を数える。
「世界一ごはんが美味しい国なら日本料理でもうまい説。グルメ夫婦で検証しにきたら…」と題した動画でとったびの2人は、イタリアにやってきて2週間が経過したと説明。滞在期間中、ピザやパスタをはじめとした様々な美味しいイタリア料理を味わう中で、「日本食も相当レベルが高いのではないか?」という疑問がわいてきたそう。そこで、イタリア第三の都市・ナポリにて、代表的な日本食であるラーメンと寿司のお店へ向かうことになった。
はじめに訪れたのは、ラーメン店の「Yoshi Ramen Napoli」。ちなみにGoogleのレビューでは、あるイタリア人ユーザーから「東京で食べるラーメンとよく似たラーメン」とし、満点にあたる5つ星の評価を受けていた。おまけに店内は、漢字の貼り紙や日本人形、アニメのフィギュアなどが所狭しと飾られ、BGMとして邦楽が流れるなど、日本へのリスペクトを感じさせる雰囲気となっていた。
否が応でも期待が高まる中、2人は王道の「TONKOTSU」と「SHOYU」を注文。価格はいずれも10.5ユーロ=1700円となっていた。「TONKOTSU」を実食したあーちゃんは「ちょっとクリーミーな味が強い気がする」と多少違和感を覚えながらも「美味しい」とまずまずといった反応。一方の「SHOYU」をすするこんちゃんは「思った以上にうまい。日本のレベルと同等」「うまい。ビビる」と絶賛した。こんちゃんが「名店のラーメン屋とは違うけど、フードコートやサービスエリアくらいのラーメンのレベル」と分かりやすく伝えると、あーちゃんも「余裕である」と同意した。
続いて足を運んだのは寿司店の「Koi Sushi Restaurant」。Googleのレビューには日本人ユーザーから「日本で食べられる一般的な寿司と大差ありません」との書き込みもあり、こちらも期待が高まる。
あーちゃんがオーダーしたのは、12ユーロ=1900円の「SAMURAI ROLL」という洋風巻き寿司。見栄えは非常に華やかながら、実際に食べてみると、あーちゃんの寸評は「寿司としてはちょっと見れない。ただこういう料理として見れば美味しいと思う」とやや手厳しめ。寿司として見られない理由には、具材のサーモンが生ではなく加熱調理されていたこと、シャリがベタっとしていることを挙げた。
ではこんちゃんの評価はどうか?注文した13ユーロ=2100円の「GRANCHIO SALMONE ROLL」が届き、大きく口を開けて頬張ると「何味?」と首を傾げ、あーちゃんの所感に共感しつつ、「寿司ではない何かと思えばそれなりにうまい」と感想を述べていた。
2店舗を巡り終えて、こんちゃんは「ラーメンは間違いなくうまかった。めっちゃ日本愛を感じた」と高く評価した反面、寿司店に関しては「あれはもう寿司じゃない(笑)」と一蹴。あーちゃんが「あれはSUSHI」と付け加えると、テロップでも「寿司ではなく“SUSHI”として食べるのであれば美味しい」とフォローが入れられていた。
本動画に対し、コメント欄には「あのラーメン通のこんちゃんの舌を唸らせるイタリアのラーメンすんげぇな」「イタリアで日本の概念みたいなものを感じました」「海外の日本食気になっていたのでとてもいい回です!」などの声が寄せられている。