東海オンエアファン歴6年の筆者が、てつやが経営する『ほてる小栁津』に泊まってみた

 登録者数700万人越えの6人組YouTubeグループ・東海オンエア。愛知県岡崎市を拠点に活動していることでも知られ、彼らは2016年から現在に至るまで9年間、岡崎市から「岡崎観光伝道師」にも任命されています。

 そんななか、2024年3月にリーダーのてつやが岡崎市内に自身がプロデュースするホテル『ほてる小栁津』をオープンしました。1年が経ち、社長でもあるてつやは「1期目はボカボカの大赤字だった」と、動画で経営状況を赤裸々に明かしています。

【大発表の嵐】ほてる小栁津は1周年で大変なことになってしまいました。

 2025年2月には、ほてる小栁津1周年記念イベント「おかざき大闊歩」を開催。岡崎市内を巡るスタンプラリーを開催し、岡崎市の地域活性にも貢献していることで話題となりました。

 今回はそんな当ホテルに、東海オンエアファン歴6年の筆者が実際に泊まり、ファンとして楽しめるのか、そしてホテルとしてフラットに見たときの正直なレビューを残していきたいと思います。

岡崎に着いたら、まずは「ターミナル or 荷物預かり所」へ

 宿泊を伴う観光の際に、とにかく邪魔になるのが“荷物”。ホテルが駅から遠いと、わざわざホテルまで荷物を預けに行くのがけっこう億劫だったりしますよね。その点、『ほてる小栁津』は東岡崎駅前に「荷物預かり所」があり、9時から 12時30分のあいだに行くと、荷物を預けることができます。

オレンジのコンテナが目立って一目でわかりやすい

 また、2025年の2月4日に東岡崎駅のSWING MALL 1階に「ほてる小栁津ターミナル」がオープン。そこでは『ほてる小栁津』に宿泊をしない人でも、『ほてる小栁津』グッズや岡崎市のお土産が購入することができ、空き状況によっては、当日又は翌日のみ『ほてる小栁津』の宿泊を予約することが可能です。そのほかにも、ホテル宿泊者はチェックインする前に「ほてる小栁津宿泊記念証」をアプリ内にてゲットすることができます。(この特典はは荷物預かり所でももらうことができる)

「ほてる小栁津ターミナル」には、てつや社長のフォトスポットもある
ここでたくさんの限定グッズを買うことができる

 ホテルに向かう前に、自身の用途に合わせて、「荷物預り所」または「ほてる小栁津ターミナル」にまずは寄ってみることを強くおすすめします!

引用:https://hoteloyaizu.com/luggage-storage/

宿泊記念証でさらに楽しめる聖地巡礼

 そうして「ほてる小栁津宿泊記念証」をゲットしたら、街に繰り出します。ちょっと歩けば出てくる出てくる……動画で見た風景。なかには「ほてる小栁津宿泊記念証」を見せると、限定コラボグッズがもらえたり、割引してもらえるお店がなんと23件もあるんです!

アプリ内から提携店舗の特典を使うことができる。

 筆者も宿泊記念証をいくつかのお店で使ってきました。まずは、店主の射り口さんでおなじみ『暴れん坊チキン』。ここでは宿泊記念証を提示すると、「ほてる小栁津コラボホテルカード」がもらえます。記念証がアプリのなかに入ってしまったいま、このコラボカードがほてる小栁津に泊まった証になるのです……!

から揚げ5つとポテトチップスが入った東海セット。人気1位の甘だれが絡まったから揚げは絶品。

 また、ファンの方にとってはお馴染みの“豚さん”こと成田さんがやっている『ナリモレンタカー』ではコラボステッカーをもらえたり、“サチオさん”のお店である『キブサチ』では鶏チャーシュートッピングがもらえたりと、東海オンエアファンであれば絶対に行っておきたいお店で特典が使えるのは嬉しいですよね。

「ナリモレンタカー」でもらえるコラボステッカー。車の上で寝っ転がるこやいずくんがかわいい。
全国ふるさと甲子園でグルメ部門1位に輝いた、「東海八丁台湾ラーメン」。手前に写るのが鶏チャーシューで、しっとりとしたチャーシューに辛ウマスープが絡まって箸が止まらない逸品。

気になるホテルのなかは……?

 さあ、いよいよ『ほてる小栁津』にチェックインです。大通りから1本入った道に、突如として現れたのでびっくりしました!(笑)

ホテルの前にはLoop Stationもあり、移動に使える
駐車場も完備しており、てつや社長直筆のプレートが目印に

 このホテルはフロントがないことが特徴で、宿泊の際は事前にメールが送られてきて、そこにあるQRコードを読み取ることでキーが受け取れる仕組みでした。チェックアウトも同じ機械で行います。


 今回筆者が泊ったのは、1階109号室の和モダンD。部屋の鍵はスマートキーで、ワンタッチで解錠と施錠ができるので、たとえ荷物で手が塞がっていても簡単に部屋に入ることができます。


 さっそく部屋に入ってみると、綺麗に並べられたアメニティや予約していたグッズがお出迎え。お部屋は清潔感があり、細部までこだわりが感じられます。入ったときにはすでにエアコンがついていて快適な室温になっているのも、細かいですがホスピタリティを感じました。

 お部屋にはダブルベットと大きなテレビ、長い机が用意されています。ビジネスホテルだと小さな机がひとつしかなく、パソコンを広げられなかったり、荷物を置くスペースがないということもあるので、こういった机があるのが何気に嬉しいポイントでした。また、お水もデザインが全11種あるなど、デザイン性と実用性を兼ね備えたアメニティも充実しています。

スマートテレビなので、東海オンエアの動画が見れる
今回ホテルウェアも購入。肌触りが良かった!
R COFFEE STAND コラボドリップコーヒーやマグカップもある
アメニティは袋に入っていて、持ち帰りやすい

 各部屋には「ほておやノート」があり、泊った人が自由に感想を書き記しています。1ページ目にはてつや社長によるサインの書き方があり、筆者もサインを習得しました。部屋の隅には動画でおなじみ“回復や”さんの出張整体のごあんないもありました。


 そして気になる水回りですが、てつや社長こだわりのトイレはウォシュレット付き・あったか便座。オールシーズン快適なこと間違いなしです。


 シャワー室はとてもおしゃれで、レインシャワー(天井から降り注ぐシャワー)もついています。浴槽はありませんが、温かいレインシャワーを浴びればお風呂欲はかなり満たされると思います。ホテルのシャンプーやボディソープの泡立ちが悪いのはホテルあるあるだと思うのですが、専用ボトルに入ったシャンプー・ボディソープは筆者が家で使っているものよりも泡立ちがよく、いい匂いだったので持って帰りたくなるほどでした。鏡やカップを置くスペースがあって使いやすい洗面台がシンクと別にあるのも良かったです。

 唯一文句をつけるとしたら、湯船がなく、シャワースペースが少し狭いことでしょうか。身長214㎝で「セガタッカ・スギルーノ」ことりょうくんのような高身長の方や、閉所恐怖症の方はもしかしたら使いづらいと感じるかもしれません。

総じて、東海オンエアファンなら一度は泊まるべき

 今回念願の『ほてる小栁津』に泊ってみましたが、上記以外にも、延長コードやメイク用の鏡が置いてあったり、ドライヤーも質のいいものが置いてあるなど、一般的なビジネスホテルと比べても使いやすいような工夫や、行き届いたホスピタリティが感じられました。

 「ほておやノート」にも「また泊りたい!」という声が多く、その満足度の高さが伺えました。また、メンバーカラーがあしらわれたお部屋や、「てつや溺愛ルーム」「個人チャンネル再現ルーム」などバラエティーに富んだ部屋があるので、ファンであれば何回でも泊りに来れそうです。みなさんも岡崎に泊りに来られる際にはぜひ『ほてる小栁津』に泊ってみてはいかがでしょうか。

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