山本裕典の“ホスト挑戦”に大反響 流行語も生まれた『愛のハイエナ』名物企画を振り返る
お笑いコンビ・ニューヨークがMCを務める、ABEMAオリジナル番組『愛のハイエナ』。年明け、1月14日よりシーズン3がスタートした本番組は、“愛に飢えたハイエナ”となったニューヨークとお笑いコンビ・さらば青春の光の4名が、ゲストを迎え、“愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティだ。
そんな『愛のハイエナ』だが、YouTubeに投稿された動画が最高で261万回超、再生されている人気企画がある。それが「山本裕典、ホストになる。」だ。
同企画は、シーズン1から現在放送中のシーズン3まで、すべてのシーズンで放送されている人気企画。俳優・山本裕典がホストクラブに体験入店し“イケメン芸能人がホストクラブで実際に働いたら稼げるのか?”を検証した企画である。
この企画、シーズン1の放送が始まる前には「この企画の話をもらって、チャンスだと思いました」「簡単そう?」と聞かれ「Easy」と答えるなど余裕を見せていた山本。実際に山本の神がかったビジュアルは35歳を超えても健在だ。そして俳優としての知名度はいうまでもない。また、お酒が好きで、自身もキャバクラによく脚を運ぶというバックグラウンドを含めてこの企画に適任だと思われた。
しかし、そんな山本を待ち受けていたのは甘くない現実だった。今まで褒められてきた人生だった山本は、なかなか相手を褒めることができない。お客さんから褒められると、なかなか俳優モードから抜け出せない、俳優・山本裕典という看板が邪魔をするのだ。そして、初回接客後、売上につながる第一歩目である「送り指名」をゲットすることはできても、なかなか売上に繋げることは難しい。初日は、結局売上0で終了。11歳歳下の先輩ホストから、そのことを煽られる始末だった。
そんな後輩ホストに対して山本は、喫煙所で「クソ腹立つわ」と本音を吐露。これこそ、この企画の見せ場の1つである。実際、YouTubeには「表裏なくぶつかっていくから好き!」と言ったコメントも少なくなく、スタジオメンバーのニューヨークとさらば青春の光も「口悪いな」と笑いながらコメントしていることもしばしば。この歯に衣着せぬ発言が飛び出す“喫煙所タイム”が1つの見せ場なのだ。
また、シーズン1から3にかけて、山本と切磋琢磨し合うライバルであり、仲間のホストの姿も見ていて楽しい。特に着目すべきは、YouTubeなどでも注目を集める、指導役の「軍神」こと心湊一希だ。この軍神、SNSで「上司にしたい!」とバズを生むほど指導が的確。かつ言葉選びも秀逸だ。
さらに昨年発表された「モデルプレス流行語大賞2024」にて、流行22ワードのうちの1つに選ばれたホストも。それが、爆撃竜馬による「エロがんなって」だ。これは、昨年6月に放送された当企画の大阪編にて、爆撃が姫(客)に接客するシーンで「かわよ」「マジかわいいな」と褒め続けながら肩に手を回し「エロがんなって」と放った一言。当時のスタジオゲスト、柏木由紀らも「エロがんな?」と驚いたこの言葉が、ネット上で話題になり、受賞に至った。現在でもXやInstagramで発話され盛り上がりは続いている。
さらに、シーズン3「新店舗編」における期待のルーキーであり、山本の宿敵・JINにも注目。これまでのシーズンでは、最終的にライバルとも仲間になっていった山本だが、シーズン3では、まだまだ和解の兆しが見えていない。泣きながら、扉を叩き反論するというショッキングなシーンもあったくらいである。果たして、山本はJINをはじめとした新店舗「club LiTA」の面々と仲を深めることはできるのだろうか。放送をチェックして注目して欲しい。