辻希美の長女・希空、今日好き参戦「彼氏にご飯作ってもらいたい」『今日好き 卒業編』1話

『今日好き 卒業編2025 in ソウル』1話

はるな、旅の序盤からすでに彼氏候補を確定? 「ずっとたくやくん来てほしくて」

 さて、“再会”の瞬間から恋愛番組ではなく、韓国ドラマ『今日、好きになりました。』が始まったのかと勘違いしたほど、ロマンチックなオーラを纏う、たくや×はるな。恋愛見届け人たちからも『冬のソナタ』や「もう恋はじまってんじゃん!」と、もはや韓国という舞台すら、ふたりにあわせて設定されたのでは? と思わされるほど、街の雰囲気にお似合いである。

 件の“再会”となった顔合わせでは、凍えるはるなにたくやが手を差し出し、手を繋ぐのかと思いきや……それは当人たちの意図せぬ、こちら側が勝手に期待してしまったフェイント。自身が握るカイロを見せるだけだったのだが、はるなも同じく彼女のカイロを披露するなど、“間接お揃い”で視聴者を悶えさせてくれた。

 そんな彼らが早くも2ショットに。すると冒頭、はるなの方から「“フった側がなに言ってるん?”って思うかもしれないけど、ずっとたくやくん来てほしくて」と、前回の旅からの期間で熟成された想いを打ち明ける場面があった。はるなの言う通り、ふたりは『冬休み編2024』で結ばれても申し分ないほど、想いが通い合っていたといえる。が、結果は前述の通り。ただ、その当時だって別に、たくやを好きになれなかったわけでも、信頼できなかったわけでもなかった。もう少しだけ、時間と余裕がほしかった。この一点に尽きたわけである。つまり、はるなの決断次第で、今回早くもカップルが成立する可能性すら……?

 さらに、今回はたくやの方もひと味違う。あの伝説の『井上塾』で恋の修行を重ね、自身の殻を破ろうとしているのだ(その気持ちを“ぴきぴきっ”とかわいい擬音で表現するのは、彼のよさがそのまま残されているところだが)。実際、お互いの緊張感を解くために、腕立て伏せで筋肉ギャグを披露したり、真面目な面では「もうはるなちゃんとも呼べるよ、全然」「これからいっぱいアプローチしたい。アピール……あ、アピールか。アピールしたい」と、いちいちドラマのように遠回しな言葉遣いで恋心を刺激したりしてくる。

 冬の季節、空気が澄みきったことで、ふたりの間の甘酸っぱさがより鮮明に届いてくるのは筆者だけだろうか。幸先よいスタートを切った、たくや×はるな。ともあれ、恋愛見届け人のかすが「このままうまくいけ!」と願うと、隣に座るの中川大輔がゆるく、それでもすかさず「このままうまくいった試しなくない?」とツッコミ。このあたり、気づけばお互いにタメ口になっているのも関係性の変化を表しているようだったし、視聴者側として、彼らにますますの親近感を抱けるようなものだった。なにより中川の言葉通りで、このままスムーズに結ばれることなんて『今日好き』では夢のまた夢である。

 現に、この後のランチにて、大人っぽい女子がタイプだというれおが、はるなを指名して隣の席に。その様子を、挙動不審なくらいに気にしていたたくやもまた、自身と同じ継続組のひなのから2ショットに誘われる。最初こそ「ハイ、メッチャ、キンチョウシテマス」と、かつての“宇宙人モード”になってしまっていたが、「私がすごい、会いたかった人で」と迫られると、“むむ?”とうれしそうな表情を浮かべていた。どちらも大人っぽいビジュアルゆえ、新たな恋の予感が舞い込んでくるのも不思議ではないが……今年も『卒業編』いよいよ開幕!

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