連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」第44回

頂点を決める戦いに疲れたら――日本シリーズのピリピリを中和するピクミンのほっこりパワー

 リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。第44回は、1998年のマシンガン打線からファンになった横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)が日本シリーズで躍動する姿に感動を禁じ得ない、52番・多村仁志ユニの男こと片村がお送りします。

 真剣勝負の日本シリーズはいろいろとピリピリする話題もあり、だからこそ楽しかったりもするのですが、毎日がそればかりでは疲れてしまいますよね。そんなタイミングでスタートしたのが、ファミリーマートでの「ピクミン」キャンペーンです。まさに“ほっこり&まったり”な企画ですよね(『ピクミン4』はそうでもなかった? そうかな……そうかも……)。

 キャンペーンページによると、「ゲーム内に登場する果実などピクミンの世界をイメージしたピクミンとのコラボ商品の発売や、対象商品のご購入でピクミンの限定オリジナルグッズがもらえる企画を実施いたします」とのこと。そこで編集部にてコラボメニューとグッズを入手。レビューという形で“ほっこり”を共有させていただきます。

 手に入ったのはフード&ドリンクが『ピクミン トキメキノミのゼリードリンク(レモン味)』と『ピクミン マカロン ラズベリー&ストロベリー』、そしてグッズが「マスキングテープ」 全4種と「フードピック」 全4種です。それぞれ見ていきましょう。

 まずは『ピクミン トキメキノミのゼリードリンク(レモン味)』。まさに読んで字のごとく、レモン味のゼリードリンクなのですが、この手の商品にありがちな「固すぎて固形物が流れ込んでくる」事態は発生しません。そもそも、そのままでも振ってくずして飲んでもOKとのこと。好みに合わせて振ってから飲みましたが、ある程度固まった状態のゼリードリンクが好きなら振らなくてもいいかも。レモンの優しい味が口の中に広がり、さらりと飲み干すことができました。味はもちろんのこと、パッケージのオッチンがかわいくて、ついつい欲しくなってしまうデザインです。

 お次は『ピクミン マカロン ラズベリー&ストロベリー』。ピクミンたちがせっせと働くデザインに魅了されつつ、容赦なく口に入れると、ラズベリークリームとストロベリークリームが想像以上にぎっしり。ふんわりとしたマカロンと合わさって、芳醇な味わいを楽しむことができます。普段あまりマカロンは食べず、ラズベリー味もそこまで好きではないのですが、これは非常に美味しくいただきました。シンプルにひとつのお菓子として大満足でした。

 そして、今度はグッズですね。マスキングテープは普通のマスキングテープなのですが、4種類ともデザインはもちろん、ベースとなる色もしっかり異なっています。単なる気分での使い分けだけでなく、貼る場所や用途によってどれを使うか選んでいけば、身の回りのピクミンだらけにできるかも? とりあえず、ちょっとしたテーピングが欲しいな〜と思った場所に貼り付けて、ピクミンに部屋を彩る労働に勤しんでもらう……という設定で楽しみましょう。

 最後にフードピック。思った以上に存在感のあるフードピックは、ちょっとしたおかずに刺して弁当箱を彩ったり、ホームパーティーでスナックを出すときに活躍したりする姿が容易に想像できます。カラフルなピクミンたちが食べ物を運んできてくれると思うと、思わず笑顔がこぼれませんか? 大爆笑はしなくて大丈夫ですから、安心してください。

 もともと「ピクミン」シリーズはそこまでヘビーにプレイしているわけではないのですが、ピクミンに囲まれる生活も悪くなさそうだな……といまは思っています。全国のファミリーマートで購入可能なので、ぜひ足を運んでみてください。

公式サイト:https://www.family.co.jp/company/news_releases/2024/20241025_01.html

『ピクミン4』『Pokémon Sleep』など「タスク管理型ゲーム」が台頭中 トレンド化の兆しを見せる背景は?

新たなゲームジャンルが台頭しつつある。  「タスク管理型ゲーム」とは、いったいどのようなジャンルなのか。概要を踏まえつつ、トレ…

関連記事