『今日好き キョンジュ編』2話ーー女子3人が取り合い! 告白された人数18名の高一“沼らせ男”が無双

“きょうすけ旋風”、止まずーーじゅり&れお&めいあが三つ巴BBQで彼を取り合い!

 先週の記事の終わりに「きょうすけ以外のメンバーについても、次回以降のダイジェストで紹介を考えている」と約束をしたにも関わらず、今回もきょうすけ(林京介)の話をしてしまうことを、まずは読者各位に詫びておきたい。悪いのは筆者ではなく、きょうすけだ。今週もまた彼の独壇場だったため、致し方ないのである。

 というのも初日夜、宿泊先でバーベキューを楽しむはずが、気づけば女子陣が目まぐるしく彼を取り合う形に。きょうすけがテーブルに座り、隣のじゅり(榊原樹里)と会話をしていれば、れお(生方澪桜)が後ろから一緒に肉を焼こうと網の方に連れ出す。かと思えば、じゅりがきょうすけを奪還し2ショットに。すると戻ってきて間もなく、今度はめいあ(川野明愛)からの誘いで再び2ショット。筆者はたびたび『今日好き』成立カップルにインタビューをする機会があるのだが、彼らが語る“ごはんを食べる時間がない”というのは、誇張でもなんでもないのだろう。しかも、人気者であればなおのことである。

 件の3名の女子のなかで、今回特に大きな動きが見られたのが、じゅり。隣同士で座った際、きょうすけの方から「食べんの?」「腹いっぱいでしょ」と、それとなく声をかけられる。が、じゅりは恥ずかしさからか、強がる様子を見せるものの、“わかってくれてんじゃん”と、妙にうれしそうな表情はごまかせない。

 そんな彼女の変化に気づいていたのか、きょうすけも「本当に? 元気なくない?」「無理せんといてよ」と一言。こうしたさりげない優しさの言葉は、男子が男子から投げかけられても嬉しいもの。ときとして、大げさなアピールよりも、こうした日常の延長線上にある気遣いの方が心に響くものである。それに何度でも書き記すが、きょうすけはまだ高校1年生。それでいて、先ほどの言葉も相手に目線をやらず、まるでドラマのような角度で会話をするあたり、本当にモテ男子の雰囲気があるし、思わず惚れそうになってしまう。もう逆に、彼の粗探しをしてやりたいくらいなのだ。

 そこから、じゅりがきょうすけを誘って2ショットに。前述の通り、きょうすけはれおと共同作業をしていたこともあり、「勇気を出してくれたってこと? 全然誘ってくれれば行きますけど」と、彼からじゅりの努力に報いる一言が。もはや、すべての言葉に好意がちらついて見えるというか、意味ありげに耳に飛び込んできてしまう。何気ない言葉に、すべてリバーブが掛かっているようなーーこれが、イケメンフィルターという代物?

 加えて、普段は「本当に?」「元気なくない?」のように、同じ旅をするメンバー同士としてタメ口ながら、先ほどの「全然誘ってくれれば行きますけど」然り、あるいはこの後の「喋りかけた方がいいですか?」「マジですか?」然り、年上のお姉さん=じゅりを立てるように、時折に敬語混じりになるところもツボを押さえている。お姉さんメンバーにとって、年下男子の気遣いほど気持ちのよいものは存在しないし、じゅりが人生で初めて年下を好きになったのも無理はない。スタジオの“恋愛見届け人”たちもツッコミを入れていたが「喋りかけた方がいいですか?」なんて、いいに決まってんじゃん!

 総括しよう。この2ショットの中盤、じゅりが「顔見ないで、恥ずかしいっ!」と、女子が最も喜びを表す言葉をこぼし、「普通に、タイプっ」と陥落の合図が。すかさず、スタジオの大友花恋が「じゅりがそれを言ったときはもう、”落ちた瞬間”」だと指摘していた。じゅり本人曰く、きょうすけの大人っぽいビジュアルと、会話をしたときの子供っぽさが「ギャップよし」とのこと(本人を横にして、ギャップの有無を確認するように、聞こえるように口にしてしまうあたり、もう“落ちて”しまったのだろう)。

 また先週の1話にて、井上裕介(NON STYLE)も「絶妙に引っ張ったり、突き放したり。かっこよさとかわいさと、強引さが兼ね備わってる」と、きょうすけ評を並べていたが、本当にその言葉通りだったようである。あの中川大輔でさえ「いっぱい勉強するところがあります」と頷くほどのモテ男子ぶりだった。

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