『今日好き ドンタン編』3話ーー人気女子メンバー「隣が私でありますように」願いは叶う?

かな、ゆうすけへのミサンガに込めた想いは「願わくば、その隣がうちでありますように」

 『ドンタン編』も折り返しのタイミング。全体的な恋の勢力図も徐々にわかってきたところで、今週の3話では、ゆうすけ(原屋裕介)が物語の中心に。朝の“おはようタイム”からモーニングまでの間で、かな(のだかな)、まほこ(瀬乃真帆子)からの誘いを受けて、順に2ショットをすることとなった。

 さて、今回の注目ポイントは、女子メンバー各々の“ポジティブさ”。特に、まほこの発言の節々からは、本人が思い悩む“あざとさ”など関係なく、今後の『今日好き』にも活かされる学びが大いに詰め込まれていた。ピンチはチャンス。よく聞く言葉の意味が、彼女の人柄をフィルターにしっかりと伝わるオンエアだったと思う。

 まずは、起床から間もなくのタイミングで、かなとの2ショットに。初日のビーチでも早々に会話をしているふたりだが、相手に対する気持ちが大きいのは、かなの方。しょう(角田翔)との間で揺れ動きながらも、ゆうすけの存在をかなり気にしているという。それゆえ、昨晩は2ショットの機会を見つけられずにいたため、今回こそはなんとか勇気を振り絞り「誘いたかった」とのことだ。

 今回のポジティブポイントを、まずひとつ。かなが自作してきた、黒のミサンガ。自身の腕に巻いている黄色のものとお揃いで、ゆうすけがこの旅で素敵な恋人を見つけられるように祈りながら編んだという。さらに、ゆうすけに伝えた「願わくば、その隣がうちでありますように」の想い。こんな詩的な言葉を届けられる、彼女のセンスとポジティブさ。初日に続いて、その気持ちの強さはますます色濃く、ゆうすけの心に映し出されたことだろう。彼自身、現状ではまほこの方に傾いているそうだが、彼はこの旅の終わりまで、自身の手元を見るたびに、かなの存在を思い出すわけである。まだまだ挽回のチャンスしかない。

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