『今日好き 夏休み編2024』けんみあカップルインタビュー 恋の必勝法は「自分らしくいること」

 現役高校生たちが3泊4日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。9月2日にオンエアされた『夏休み編2024』最終話では、けんたろう(中村健太朗)×みあ(藤田みあ)の“けんみあ”カップルが新たに誕生した。

 持ち前の天然ぶりを2回目の旅でも遺憾なく発揮した、けんたろう。そんな彼を直感で選び、一途なアピールを最後まで続けた、みあ。ふたりを結びつけたのは、直感か? それとも一途さか? いろいろなことを考えてインタビュー当日に臨んだものの、当人たちが共有するゆるい雰囲気を目の当たりにして、“なんか理由とか抜きに、結ばれるべくして結ばれたんだな……”と、不思議な納得感を抱いてしまった。この記事からも、そうした雰囲気が滲み出ていると思う。

 さておき、インタビュー後カメラマンからの「お互いのいちばん好きなところは?」という質問に対して、「顔」という迷いなき即答が。前言撤回。もしかしたら、彼らの距離をもっとも近づけたのは、直感や一途さというよりむしろ、“強すぎる顔面”だったのかもしれない。(一条皓太)

「みあちゃんにとっていちばん印象に残る時間にしたかった」(けんたろう)

ーーおふたりは継続メンバーとして、けんたろうさんが『ニャチャン編』、みあさんは前回の『ホアヒン編』に参加していました。今回、新たな旅を迎えるにあたり、以前の反省を活かそうと考えていた部分はありましたか?

けんみあ

みあ:『ホアヒン編』が終わってから、自分の想いを積極的に伝えられなかったことをすごく後悔していたんです。なので今回は、“この人”って決めた相手にしっかりと想いを伝えようと、旅の最初から意識していました。

けんたろう:僕は今回こそ、たくさんアピールする相手をできるだけ早く決めようと思っていたんですけど……結局、その反省を活かせなかったかも(笑)。

ーーとはいえ、おふたりは無事にカップル成立。結果オーライですよ。

けんたろう:そうそう、結果オーライ!

ーーお付き合いを始めてからしばらく経ったようですが、けんたろうさんはみあさんのギャップをなにか見つけられましたか? 恐縮ながら、けんたろうさんはギャップがよい意味で少ない、イメージ通りな方なのかなと。

みあ:けんたろうくんにもギャップ、ありましたよ!(笑)

 最初は“変な人なんだろうな”って想像していたんですけど、意外としっかりした性格でした。あ、普通の男子高校生なんだ、って。……いや全然、ぶっ飛んでるとか思っていなかったし、逆に普通の人みたいに言っちゃってごめん! でも、いい意味でだから!

けんたろう:よく言われているから大丈夫。本当、普通の男子高校生だから(笑)。みあちゃんのギャップは、おとなしそうに見えるけど、とっても元気で電話をすると話が止まらないところです。電話の話題は“今日なにした?”とか“明日なにする?”とかで、『今日好き』の放送当日は、オンエアを観ての感想などもたくさん喋りました。

ーー4日間の旅を改めて振り返って、どの2ショットがもっとも記憶に残っていますか?

みあ:最後のアピールタイムです。初日の2ショットでも犬の切り絵を一緒に作ったんですけど、最終日にも同じことをして。そのとき、思い出の切り絵に“大好きです”ってメッセージを書いてくれたのが、今回の旅でいちばん嬉しかった!

ーーいわゆる“伏線回収”と呼ばれるものですね。以前から気になっていたのですが、2ショットの際にどんな時間を過ごすのかは、どのタイミングで考えているのでしょう。

けんたろう:最終日に切り絵をしようと決めたのは、前日の夜のことでした。明日はこんなことを話して、こんな遊びをして、最後にちゃんと好きって言おう、みたいな流れをイメージして。ほかにも一緒にしたかったことはあったんですけど、みあちゃんにとっていちばん印象に残る時間にしたかったので、2回目の切り絵で遊ぶことにしました。

ーー「ほかにも一緒にしたかったこと」とは?

けんたろう:サッカーです! 僕自身、サッカーが特技でずっと練習してきたので、一緒にできたら楽しいかなって。でも、ほかにもサッカーが得意な男子メンバーがいたので、自分だけの方法でみあちゃんに最大限のアピールしようと思い、サッカーは泣く泣く諦めました。

ーーとても素敵なエピソードですね。とはいえ前述の通り、けんたろうさんがみあさんの一途な想いに応えるまでに、なかなかの時間を要しました。そのあいだ、みあさんは別の男子が気になることはなかったのでしょうか。

みあ:なかったです。初めて会ったときから、“この人しかいない”って感じて。けんたろうくんしか見えていなかったです!

ーーけんたろうさんは、みあさんの気持ちが別の男子に移る懸念もあったはずですが。

けんたろう:……(静止)。

ーーなかったみたいですね。

みあ:ですね。あはははっ!(笑)

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