世界(EXILE/FANTASTICS)と和田昌之が語る『BATTLE OF TOKYO 超東京拡張展』の裏側 「ここからまた新たなBOTの物語を」

――図録によると、クリエイターさんによっては、メインで使用されているイラスト以外に何パターンか準備されていたようですが、プロデュースする側としては、最終的なイラストを決定する際はどんなことを考えていたのでしょうか。

和田:大きな方針が決まったのは、図録にも載っているんですけどGODTAILさん(PARTE≠関口メンディーを担当)が、衣装やカラーリングの全く違うイラストを2パターン描いてくださったことがキッカケでした。最終的に決定したのは、稲妻がバリバリしているイラストなんですが、小説の設定に忠実なバージョンもあって、どちらにしようか迷ったんですよ。

世界:みなさんが提出してくださったイラストは、どのパターンも全部カッコいいから、全然選べないんです(笑)。

和田:それでHIROさんに相談したところ、「これは世界観を”拡張”していくことが面白いから、設定に囚われずに拡げていっていいと思う」「メンバーの髪型や髪色もライブ中に変わったりするから、発展していったほうがいいんじゃないですか?」とアドバイスをいただいて。その一言でこれまでは原画展(仮)という名前で呼んでいたのですが、『BATTLE OF TOKYO 超東京拡張展』と展示会の名前を決め、イラストも個性豊かな方向にしようとなりました。

 さらに興味深いのが、イラストレーターさんは小説の設置を忠実に細かく表現してくださり、一方で漫画家さんはこの設定やこのキャラクターならば衣装はこんな風にアレンジするのがいいのではないかという創作要素をたくさん入れてくださって。テイストは統一しつつもそんなふう物作りに対するアプローチの違いがあって感激しました。

――DUNG BEAT POSSE(≠PSYCHIC FEVER)は『BATTLE OF TOKYO vol.5』(月島総記・著)で登場したばかりなので「決まっているキャラ設定をもとに拡張するというよりも、クリエイターと一緒に設定を考えながら制作していく感じだったのかな?」と思ったんですけど。その点はいかがでしたか?

世界:個人的に、DUNG BEAT POSSEを手掛けたクリエイターのみなさんとは絡む機会が少なかったので、みなさんがどういう感覚で描かれたのか、僕も気になります。これも何パターンか出してくださったんですか?

和田:カワグチタケシさんは、VinceP≠JIMMYのイラストを何パターンか出してくださいました。FORCE≠剣のイラストは、「小説の設定ではサングラスをしているけど、剣さんの瞳をしっかり見せたい」ということで、「じゃあ、サングラスを片側だけ割ってみましょうか」とokojoさんとやりとりさせていただいたのが、すごく印象深かったです。

世界:今のところ、DUNG BEAT POSSEは悪役だということくらいしか、グループの背景が明らかになっていないですもんね。鈴木ツタさんが描いてくださったAYASE≠渡邉廉の影の描写のように、小説で描かれている設定を落とし込んだ部分もありながら、割とPSYCHIC FEVERのアーティストイメージに近いものを描いてくださった印象があります。と同時に、自由度が高かったからこそ、イラストから発展させて今後のストーリーに絡められる可能性があるなと。それがこのプロジェクトの醍醐味だと思うので、ここからまた新たなBOTの物語を作っていけたらいいなと思いました。

和田:宣伝でも「セカイを拡張せよ」というキャッチーコピーを多用しましたが、ハリウッドのマーベルシネマティックユニバース(MCU)のように、違う世界線やアニメと実写が行き来したりするいわゆる”マルチバース”展開はこの先様々な可能性を秘めていると思います。今後も“拡張”をキーワードに、幅広くBOTを展開していければと思いますので、ぜひご注目ください。

■グッズ情報
『BATTLE OF TOKYO「超東京拡張展」』オリジナルグッズ オンライン販売中
注文受付期間:7月6日(土)12:00 ~ 9月8日(日)23:59
受付方法:先着
取扱商品:一部商品のみの販売となります。ラインナップは下記販売ページをご確認ください。
販売ページ:https://shibuyatsutaya.tsite.jp/article/317.html

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