斎藤佑樹、“ハンカチ世代”甲子園のスターたちと再会 視聴者「この世代がやっぱり1番熱い」

 元プロ野球選手の斎藤佑樹の公式YouTubeチャンネル公開の動画で、2006年・日米親善高校野球日本代表に選出された“88年世代”メンバーが、18年ぶりの集結した模様が紹介された。

 「【88世代】あの夏の高校日本代表が18年ぶりに集結!!」と題して公開した動画で斎藤は、ある日の夕刻、東京・門前仲町にやってきた。「この後、18年前の高校JAPANのメンバーと久しぶりに再会をして会おうぜって会なので、(代表は)18人くらいいるんですけど、今回来るのは10人ちょっと」と切り出し、集まる場所が、千葉ロッテマリーンズなどで活躍した大嶺祐太が経営する飲食店だと明かした。

 いまから18年前、早稲田実業の斎藤と駒大苫小牧・田中将大(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)による決勝戦での投げ合いに日本中が沸いた2006年夏の甲子園。この両エースをはじめとした同年夏のスター選手で結成されたのが、日米親善高校野球日本代表だ。

 斎藤がお店に向かうと、まずは店主である大嶺が入り口でお出迎え。顔を合わせるなり、互いに「久しぶり!」と笑顔をこぼし、握手で再会を喜び合った。斎藤は2011年~2021年に北海道日本ハムファイターズ、大嶺は2007年~2021年にロッテに所属。同時期にパ・リーグの球団に在籍していたものの、斎藤によれば「意外とちゃんと話すのは初めて」だという。大嶺も「球場ですれ違いざまにちょっと話したくらい」といい、斎藤は「うれしい!」「今日はありがとうございます」と感謝を口にした。

 店内には既に18年前ともに代表で汗を流した仲間たちが集まっており、その中には「熱闘甲子園」(ABCテレビ・テレビ朝日系)で長らくキャスターを務めた長島三奈の姿もあった。長島は、06年日本代表の約2週間に及んだアメリカ遠征に同行していたのだという。斎藤は長島について「僕たちのお姉さんですね」「ほんとにみんなに愛される素敵な方です」といい、長島は「優しい王子。ありがとう!」と喜んでいた。

 この日集結した06年代表メンバーは、榎下陽大(鹿児島工業-九州産業大-日ハム)、船橋悠(早稲田実業-早稲田大)、塩澤佑太(帝京高-筑波大)、鮫島哲新(鹿児島工業-中央大-日本製鉄鹿島)、宇高幸治(今治西-早稲田大-日本生命)、後藤貴司(早稲田実業-早稲田大-日本製紙石巻)、中澤竜也(駒大苫小牧-国学院大)、林﨑遼(東洋大姫路-東洋大-西武)、金城長靖(八重山商工-沖縄電力)。

 88年世代は今年36歳。斎藤含めほとんどが現役を退いているが、18年前にともに暑い夏を戦い抜いた戦友同士、顔を合わせればあの頃と同じように楽しく語り合い、思い出話に花を咲かせた。また、斎藤は現在、長年の夢だった子どもたちのための野球場を建設するプロジェクトを進めている。その計画を聞いたかつての仲間たちは皆賛同し、斎藤と日ハム同期入団の榎下は「なにかぼくで力になれることがあったら。出来ることはなんでもやりたいと思います」といい、早実・早大でともにプレーした船橋は「草刈りメチャメチャします(笑)」と冗談めかして宣言。代表でバッテリーを組んだ鮫島は「僕らも少しでも力になれるように頑張りたい」と協力を惜しまない姿勢を見せた。

 そんな仲間たちとの再会を終えて斎藤は「エネルギッシュですね。18年経ってもみんな元気だなって改めて思いましたね。僕自身も88世代の一員としてしっかりとリードできるように引き続き頑張ろうと思えた会でした」とうれしそうに語っていた。

 コメント欄には「この世代がやっぱり1番熱い」「どんな芸能人みるよりも、このメンバーみて興奮しました」「さすがに素敵すぎる。野球っていいなー」「野球ってほんとに素晴らしい」「この飲み会ノーカット版をフルで載せて欲しい 酒飲みながら2、3時間くらい全然見れる」など称賛の声が相次いでいる。

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