『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』に『怪獣8号』『WIND BREAKER』も ABEMAで無料視聴できる話題アニメを一挙振り返り

『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』:幅広い世代から注目を集めた人気作

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 テレビアニメ「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる物語だ。「竈門炭治郎 立志編」「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」に続き、新たに描かれた「柱稽古編」も更なる盛り上がりを見せた。

 「柱稽古編」は、来たる鬼舞辻󠄀無惨との決戦に向け、炭治郎を含む鬼殺隊士たちが鬼殺隊最強の剣士《柱》のもとで修行を重ねていくというストーリーだ。「柱稽古編」ではそれぞれの《柱》たちの想いが描かれているのが特徴だ。

 柱稽古編では、謎に包まれていた柱の過去が深堀りされる。

 寡黙な性格と圧倒的な強さを見せてきた水柱・冨岡義勇。本作ではなぜか柱稽古への参加を拒む。根気強く声をかける炭治郎に自分が稽古に参加しない理由を語り始めるのだが、そこでは過去にあった悲しい出来事が語られる。

 また、弟の玄弥に罵声を浴びせる風柱・不死川実弥。玄弥の頑張りを知っている炭治郎は、実弥と対峙する。そして、明かされる彼らが肉親を失った過去。

 特に岩柱・悲鳴嶼行の冥過去は一番壮絶かもしれない。“鬼殺隊最強”の彼が、鬼を狩る道を選んだきっかけとは。

 さらに蟲柱・胡蝶しのぶは、姉のカナエを殺した鬼について継子のカナヲに打ち明けるという衝撃的な展開も。

 他にも「遊郭の鬼」との戦いで左腕と左眼を失う大けがを負い、柱からの引退を表明したにも関わらず「柱稽古」に参加した音柱・宇髄天元が抱く「鬼殺隊への思い」、自分への厳しさと毒舌っぷりで“孤高の天才剣士”として名高い霞柱・時透無一郎が見せた「新たな変化」にも注目。

 彼らは、忘れてはならない炎柱・煉獄杏寿郎の存在を胸に、心を常に奮い立たせて鬼殺隊最後の戦い「最終決戦」に挑む。

 過去が深掘りされるシリアス展開はもちろん、コミカル展開も魅力的な『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』。恋柱・甘露寺蜜璃が密かに気になっている蛇柱・伊黒小芭内。その甘露寺と炭治郎が仲良くしていることを知り、稽古の際に強く当たる場面はその筆頭だろう。

 鬼殺隊の主軸となる《柱》たちだが、「柱稽古編」ではそれぞれが抱える想いを知ることができる。炭治郎と《柱》たちの新たなる物語を見届けよう。

 最終回を迎えた各作品はABEMAで視聴可能。まだ見ていない人も、さまざまな反響が寄せられた各作品の結末をぜひ追いかけてほしい。

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