『今日好き 夏休み編2024』1話ーー那須川天心の弟・龍心がギャルとマッチアップ! 継続メンバーだらけの旅が開始

『夏休み編2024』が幕開け! 継続メンバーは誰? 旅のルールは? 最終日の告白は?

 梅雨って、明けましたか? ということはもう、毎年恒例の『夏休み編』も始まっちゃっていいですか? そんな視聴者の期待感に応えてか、昨年度の『夏休み編』からさらにパワーアップしたメンバーが集結! なんと全9名中7名、しかも男子5名は全員が継続メンバーという豪華ぶりである。

 前回の『ホアヒン編』から引き続き登場するのは、せな(黒木聖那)、じゅま(坂本ジェルー寿真)、みあ(藤田みあ)、りあ(米澤りあ)の4名。そのほか参加時期が新しい順に、今年度最初の『ニャチャン編』からけんたろう(中村健太朗)、『卒業編2024 in セブ島』からりゅうじん(那須川龍心)、さらには約1年半前の『ダナン編』からも、“多くの大人女子が沼に落ちそう”と高評価を得たこうき(高橋紅輝)が参加するなど、これ以上ない顔ぶれである。スタジオの“恋愛見届け人”を務める大友花恋は「みんなが継続だとすごくレベルが高い」、中川大輔も「決勝戦っていう感じ」とご満悦。たしかに“センバツ”を経験した彼らにとって、今回の恋は『今日好き』の“決勝戦”に臨むような感覚だろう。

 旅の舞台は、最近の定番だったアジア圏を離れて、オーストラリアはケアンズに。前回の『ホアヒン編』まで2シーズン連続でカップル不成立と、旅を続けるも……いや、旅を続けるからこそ、ひとりのメンバーに人気が集中してしまう“継続スパイラル”に苦しむメンバーが多いなか、新天地は新たな風を吹き込んでくれるだろうか(もちろん、そう簡単にカップル成立しない回こそ“面白い”と感じる視聴者がいるのも事実だが)。ちなみに最終日の告白は女子からで、毎年恒例だが『夏休み編』の旅は3泊4日の拡大バージョン。後者の情報のみ、メンバーにはこれから明かされるため、発表のタイミングも気になるところである。

こうき、高校生離れした恋愛テク&状況把握能力 井上も「コイツは素晴らしい!」と絶賛

 まずは、メンバーの顔合わせから。最近の定番の流れでいえば、出発時はいわゆる“現地集合”が多かったのだが、『夏休み編』は気合いの入れ方もひとしお。教室の扉を開ける“がらがらっ”という音をどこか懐かしく感じてしまう。集められたのは、日本にあるどこかの高校。まずは女子4名が自己紹介をしたのだが、まだ見ぬ男子5名はグラウンド、プール、体育館、音楽室に屋上ーーと、学校のどこかで女子が見つけてくれるのを待っているという。学校中を捜索するタイプの懐かしギミックだ! こうした“原点回帰”なイベントに加えて、メンバーに渡される“旅のしおり”の色も、赤から涼しげな青にマイナーチェンジしているなど、細かな点も意識しつつ視聴してもらいたい。

 男子5名を見つけ終えて、全員がケアンズのビーチに移動。波打ち際ではしゃぐも数分、今回初の2ショットが続々と行なわれることとなった。なかでも今週注目したいのは、こうき×りのん(多田梨音)と、りゅうじん×りあの2組。

 りのんは、こうきがいかにも好きそうな素朴な雰囲気の女子。粘土を使ってアクセサリー入れなどを作るのが趣味という話こそ、こうきは“どう受け止めるべきか”とやや悩んだ表情をしているように見受けられたが、今回の2ショット合戦で先陣を切って声を掛けていただけに、彼女に対する想いはなかなか強いよう。お互いを知るべく指スマ対決をし、負けた方は今回の旅での目標を大声で叫ぼうと提案。実はこれ、なかなか恋が実らない継続メンバーを集めて、“今日好きのパパ”こと井上裕介(NON STYLE)が直々に指導を与えたのとほとんど同じ内容である。こうき、井上塾の門下生ならずとも、この技術を習得済みなのか。

 指スマ対決を制したのは、りのん。今回の旅を最高のものにする約束をしたのだが、こうきにとって“ラッキー”と思ったのはこの後だろう。りのんの方から、勝者には本来は巡ってこないはずの打順を渡されると、迷うことなく「りのんちゃんがいちばん気になってまーす!」と、彼女の数倍は大きな声で盛大にアプローチ。これだ、これでいい。旅の最初のスローガン宣誓でやるべきは、これしかない。

 たしかにこうきは本気で指スマに勝ちに行っていた(=負けに行っていない)ように見えただけに若干の矛盾こそ生じてしまうのだが、結果的に自身の気持ちをアピールできた点で、こうきの理想としていたアプローチができたのではないだろうか。なにより「素晴らしい! コイツは素晴らしい!」「さすが! こうき優勝!」「そりゃ(井上)塾にも来ないわ」「もともと偏差値高かった」と、恋愛見届け人たちが諸手を挙げて天晴れを送る。前回の旅から1年半。新たな旅でも、こうきの高校生離れした恋愛テク、あるいは状況把握能力に唸らせられてしまうのだろう。これはいわば、予告ホームラン。こうきは『今日好き』の“オオタニさん”である。

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