500台のクレーンゲームが並ぶ圧巻の光景! DMMオンクレ倉庫でYouTuberたちが獲り方を教えてくれるイベントに行ってきた

  オンラインクレーンゲームサービス「DMMオンクレ」が、2024年6月23日にサービス開始から2周年を迎えたことを記念し、6月22日と23日にイベント「DMMオンクレの日」を開催。クレーンゲーム系YouTuberがDMMオンクレ倉庫に集合し、プレイ中のユーザーに景品獲得のコツをレクチャーした。

 筆者は埼玉県加須市にあるDMMオンクレ倉庫を訪れ、DMMオンクレの公式アンバサダーでもある「もっかいちゃんねる」のもっかい、もじゃ、「小銭空ッポちゃんねる」の小銭ちゃん、ゼニのレクチャーの様子を取材。さらに先の2組に加え、「ココアオレのオンラインクレーンゲームTV」のココアオレ、DMMオンクレの担当者に話を聞いた。本記事では、イベントのレポートと合わせて、DMMオンクレの魅力に迫っていきたい。

 DMMオンクレは、PCやスマートフォンを使って実物のクレーンゲーム機を遠隔操作し、ユーザーが24時間どこからでもクレーンゲームを楽しめるサービス。オリジナルアイテムから日用品や食品まで、3000種類以上の景品を取り揃え、獲得した景品は、後日自宅に配送される仕組みとなっている。

 改めてだが、今回のイベント「DMMオンクレの日」は、クレーンゲーム系YouTuberがリアルタイムでダミー箱の取り方をレクチャーするという内容。普段はあまりプレイをしないライトユーザーから、月に数十万〜数百万の金額を利用し、筐体1台毎の細かい癖まで把握しているというようなヘビーユーザーまで幅広く参加した。イベントの設定は、近年のクレーンゲームではポピュラーとなった「橋わたし」で行われ、レクチャーは最大7手までという制限付き。もっかいちゃんねるは、人数を重ねる毎に取り方のポイントを見出していったのに対して、小銭空ッポちゃんねるは視聴者と一体になりながら楽しくレクチャーを終えられたようだ。

 DMMオンクレ担当者の話を聞いてハッとしたのは、レクチャーを受けているプレイヤー以外にもその様子を見ている人たちが一定数いたということだ。イベントに参加するまでの勇気は出ないが、レクチャーを一緒に受けられるということは、新規ユーザー向けに入口が広く開けているということでもあるだろう。それは実際のゲームセンターで上手い人がプレイしているのに人だかりができる光景にも例えられる。

 今回訪れたDMMオンクレ倉庫は、約500台の筐体、1000ステーションが稼働している業界最大級の倉庫。控室からレクチャーが行われた筐体まで行くのにもなかなかの距離がある広さだ。倉庫は24時間365日稼働しており、それを従業員数十人がシフト制で運営している。

 サービス開始当初から何度も足を運んできたもっかいちゃんねるの2人は、この場所にまだ筐体がそこまでなかった頃を懐かしんでいたが、この日を楽しみに名古屋から新幹線に乗ってやってきたココアオレは、「倉庫を開けた瞬間、 富士山を超えたと思いました! 富士山よりもすごくいい空気でした!」と独自の感性で興奮気味に語ってくれた。

 DMMオンクレ倉庫では先述した「橋わたし」にはじまり、疑似箱を手前にずらし落としていく「前おとし」、運要素の強い「たこやき」、さらには最近導入された宝石をすくって対象を手前にずらして落としていく「すくいおとし」など、10種類以上の遊び方が提供されている。

 アンバサダーを務めるもっかいちゃんねるの2人は、DMMオンクレの魅力はユーザーに寄り添った部分にあると話す。多様な遊び方のほかに、DMMオンクレの特徴として象徴されるのが、ユーザーの景品獲得をサポートする「ゲットゲージ」の搭載だ。プレイごとにゲージがたまり、箱を落とせなくてもゲージが満タンになると景品を獲得することができる。ゲージがたまっていく様子を可視化しているため、オンラインクレーンゲーム初心者でも安心して遊ぶことができる。ほかのオンクレと比較しても新しいことに挑戦をしながら、ユーザーの声を親身に聞きシステムの改善を図っていったことで信頼が増したのがこの2年間の歩みだったと、もっかいは振り返る。オンラインという相手が見えづらいサービスだからこそ、そこで掴んだ信頼性は大きいはずだ。ココアオレが熱く語ってくれた、配送箱のオリジナルデザインもわくわくを持続させる要素である。

 オンクレ業界は2010年代に始まり、現在はおよそ30社ほどあるオンクレ企業の中でも、DMMオンクレは後発組となるが、現在では業界をリードする存在に躍進。1年目と比べると2年目は登録者も右肩上がりで増加した。そこにはオンラインを飛び出したリアルイベントの開催や様々なコラボグッズの開発など、新たな挑戦の影響も大いにあるだろう。だが、ユーザー一人ひとりの口コミやSNSへの発信に後押しされるようにして、地道に信頼関係を築いていったことで、DMMオンクレは現在のポジションに残ったといってもいいだろう。

 実店舗でのファンとのリアルイベントを大事にしながら行動力を売りとしたもっかいちゃんねる、プライズが取れないところもリアルに映し出す親しみやすさと成長が魅力の小銭空ッポちゃんねる、オンラインクレーンゲームを専門としたこれまでの課金額は1000万円だというココアオレのオンラインクレーンゲームTV。それぞれ活動内容は違えど、共通しているのはクレーンゲーム、オンラインクレーンゲームの楽しさを伝えたい、クレーンゲーム業界を盛り上げたいという思いである。そこは担当者の「DMMオンクレがトップになるというより、オンラインクレーンゲーム自体をみなさんに知ってほしいです。クレーンゲームは苦手だという方にも、プライズを取って喜んでほしいという思いでやっています」という信念とも一致しており、3周年に向けてさらなる飛躍を遂げるDMMオンクレが見えた気がした。

■関連リンク
DMMオンクレ:https://onkure.dmm.com/
もっかいちゃんねる:https://www.youtube.com/@one_more_mokkai
小銭空ッポちゃんねる:https://www.youtube.com/@kozenikarappo
ココアオレのオンラインクレーンゲームTV:https://www.youtube.com/@cocoaore-onlinecranegame
ココアオレのオンクレブログ:https://cocoaore.jp/

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