『今日好きホアヒン編』1話ーー大食い女子が一目惚れ 初日から急接近「呼び捨ていい?」

『今日好きホアヒン編』1話

ひなの、“ティンバー男子”と新たな恋の予感 “お母さんのロールキャベツ”がきっかけに?

 前回の『プサン編』でのこと。約1年3カ月ぶりとなる、成立カップル数 0組での物語の終わりから1カ月後ーー新たな旅の舞台は、タイ中部の南国リゾート・ホアヒンに決まった。おそらくは『今日好き』初登場の修学旅行先。前回までの流れを心機一転するには抜群のロケーションになりそうだ。

 今回の旅に参加するのは、男女5名ずつの合計10名。うち継続メンバーは4名。直近の登場順に紹介すると、前回の『プサン編』からそうま(阿部創馬)、じゅま(坂本ジェルー寿真)、ひなの(瀬川陽菜乃)の3名が。前々回の『ニャチャン編』からは、りあ(米澤りあ)が満を持しての再登場となった。

 そうまは前回の金髪からイメージを変えて、爽やか営業マンスタイルの黒髪に。とはいえ、緊張度合いは『プサン編』以上のようで、初日のランチまでを終えたいまなお、どうにも肩の力が抜けきらないよう。そんな彼に想いを寄せてきたひなの。そうまとの再会に一時は驚くも、今回の旅では彼を「好きにならない」と、固く決意をしてきたという。

 そんなひなのは、今週のオンエアで特に注目を集めたメンバーのひとりに。前回の旅では、スタジオの“恋愛見届け人”を務める中川大輔ほか、全国の視聴者に対して、“たくさん食べる女の子はかわいい”という、シンプルだが忘れがちになっていた事実を再認識させてくれたキュートガール。今回の旅では、初回の顔合わせ時に「お菓子、食べていいですか?」と、地元・北海道から持参したおみやげ「恋するラスク」を配り、新メンバーの緊張をも和らげてくれた。継続メンバーとしても理想的な動き出しだし、なにより自身の地元(hood)にも還元しようとする姿勢には学ぶものがある。

 ひなのが第一印象で気になった男子は、新メンバーのれん(藤井恋)。ホワイトのベストに、『今日好き』では珍しいキャメルカラーの“Timberland” ブーツを合わせたメンバーである。このブランドのブーツ、平成の高校生であれば多くの人が一度は憧れたものの、“通る”にはそれ相応の“陽キャ”ぶりや、それゆえ多からずとも勇気が必要だったアイテム。“リアル高校生”な装いに、少し赤みがかった茶髪が特徴的なのが彼だと覚えておいてもらいたい。

 ふたりはランチの席で隣同士になると、ひなのから「いっぱい食べる子、どう思う?」というもはや恒例の質問があったり、彼女の地元が「長崎のどどど田舎」だという“地元トーク”をしたり(ちなみに、いっぱい食べる女の子はマジでかわいいぜ)。そのまま自然な流れで初2ショットに繋がると、ひなのの方から「呼び捨てで呼んでいい?」「“ひな”って呼んで」「れんくんの中身を知りたい」と、グイグイと、それでいて嫌な感じをさせずに距離を縮めていく。

 また、ひなのの好きな食べ物が「お母さんのロールキャベツ」という話題になったとき、特に興味を示したれん。結果として、ひなのがこの後のソロインタビューにて「私が好きな食べ物を共感しようとしてくれる」「一緒に食べたいと思ってくれているのがうれしかった」と振り返ったとおり、第一印象で“ピンときた”感覚に狂いはなかったという。

 ここまでポジティブ満載なひなのの様子をお届けしたが、実は心のなかには少しだけ心配な部分もあったよう。前回の『プサン編』にて、意中の相手から意識を向けてもらえなかったことに対する「トラウマ」。それゆえ、れんに対して第一印象で気になった相手について、あえて質問することをしなかった。が、視聴者の想いを代弁するのであれば、そんな質問をわざわざせずとも、彼女が最後に笑顔でこの旅を終えるだろう未来を信じて疑わないし、実際にれんが気になる相手として、新メンバーのみあ(藤田みあ)の横に、ひなのの存在が食い込んできた。いけ、ひなの。自分を信じて前に進むだけだ。

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