『今日好き ニャチャン編』1話ーー村重杏奈の妹が初参加! 初2ショットで男子に無茶振り

いっさ、ラナに対して時期尚早すぎる決断?「友達感覚に思われてしまうんじゃないか」

 また、エリカのほか、新メンバーで気になったのがもう一人。ラナ(谷田ラナ)と2ショットをした、いっさである。持ち前のコミュ力や周囲のアレコレに気を遣える性格で、序盤から女子の心を掴んできたいっさ。てると同様、過去に恋愛経験がないと言いながら、“さすがにウソじゃないよな?”と思わず疑ってしまう場面こそあったが、1話後半を観て安心した。たぶん、ウソなしの本当である。

 というのも、ラナとは最初の目的地となった遊園地でのアトラクションいくつかと、ほかメンバーと一緒にアイスを食べた際、隣同士での時間を少しだけ過ごしたのみ。それにも関わらず、「ラナちゃん一人に絞ろうかなと思って。こっからいっぱい誘うけん」と、ロケットスタートというより、むしろ時期尚早すぎる決断をしたらしい。さらに、精一杯にアピールしたのは、腕立て伏せをしながら拍手ができることと、持ち前の腕力でお姫様抱っこや、愛しのラナを腕にぶらさげられることなど。……うん、たぶん、恋愛経験ゼロは間違いない!

 恋愛見届け人たちもコメントしていた通りだが、女子に慣れていないがゆえ、逆に頭のなかでアプローチの選択肢がぎゅうぎゅう詰めになっていたのだろう。ある程度、女子と会話を重ねることで、その場で取るべき選択肢がよくも悪くもパターン化されることで、“これ、いまやっちゃダメだよね”がわかるようになる(とはいえ、そうした未知数の可能性を楽しむのも『今日好き』の醍醐味ではあるが)。

 また、ラナにとって、この時点からなんの努力をせずとも、ただ単に好きになってくれる相手に成り下がってしまうのは、こちらも逆にカップル成立の可能性を下げるものだ。

 実際、いっさはこのとき、どう考えていたのか。ソロインタビューにて「(ラナにとって自分は)恋愛感情として見られるような雰囲気じゃないというか。楽しく話せたは話せたんですけど、友達感覚に思われてしまうんじゃないかなって」と振り返る。なるほど、意外と冷静だった。こうした懸念をしつつも、ラナは「包容力があって、守ってくれそう」と、決して悪くはない印象を抱いたようだ。

 今回の旅で最終日に告白をするのは、女子から。このままだと、いっさの恋はまずまずか、あるいは涙を流す結果となりそうだが、そんな彼の挽回劇、ならびにほかメンバーも含めて、笑いあり、涙ありな恋の行方に期待をしていきたい。

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