ウド鈴木、世界に50台のレア旧車を絶賛 “同い年”の逸品が「もう最高」

 旧車をこよなく愛するお笑いコンビ・キャイ〜ンのウド鈴木が、クラシックカーイベントで自身と同い年で世界に50台ほどしかないとされるレアカーを発見したことをYouTubeの動画で報告した。

 ウドは、2003年~2004年にBSフジで放送された「ウド鈴木のバカクルマニア」という、車がテーマの冠番組を持っていたこともある、筋金入りの車好き。キャイ〜ンの公式YouTubeチャンネル「キャイ〜ンのティアチャンネル」では、同番組をモチーフにしたと思われる「ウドクルマニア」と銘打ったシリーズ企画を展開し、中古車販売店や中古車イベントに足を運び、様々なビンテージカーを紹介している。

 2024年3月27日に公開した「【フェローバギー】50台しかない!?初めて見るバギーに大興奮!」と題した動画では、2月17日、18日に神奈川県・パシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックカーイベント「第15回ノスタルジック2デイズ2024」に来場。会場内を散策するなかで、販売価格390万円の「ダイハツ フェローバギィ」を発見した。

 1968年の第15回東京モーターショーで試作車が披露され、1970年に100台限定で発売された同車。展示していたクラシックカー専門店「ビンテージカーヨシノ」の担当者によれば、「いま残っているのは半分もないのではないか」とのことだった。赤と白を配したポップなボディーカラーに、ウドは「見てよ、紅白のコントラスト!」と声を弾ませる。また、ルーフもドアもない “バギィ”を名乗るにふさわしい個性的な仕様について、「すごいですね。“バギィ”という名前がぴったんこ!」と称賛した。さらに、ボディーがFRP(繊維強化プラスチック)製であると知らされると、「当時からFRPということですか」と感心していた。ちなみに年式は昭和45年。同年生まれのウドは「昭和45年だから、まったくの同い年だ」と親近感を感じている様子だった。

 その後、担当者の好意により、シートに座らせてもらえることに。ドアがないため、車体を覆う低い外殻をまたぐようにして運転席に搭乗したウドは「もう最高。ドアがないから視認性抜群!」といい、ハンドルを握りしめると「これは(運転していて)気持ちいいだろうなぁ。いままでで一番オープンです。屋根がないしね」と評した。

 「遊び心がありますね。素晴らしい」「これで公道も走れるんですね」と、すっかりこの車を気に入ったウド。とはいえ、最終的には購入に至らないのが、「ウドクルマニア」のお約束だ。ビンテージカーヨシノにはフェローバギィが今回の展示品以外に2台あると告げられ、YouTubeのスタッフから2台同時購入を促されると、ウドは「天野(ひろゆき)くんとフェローバギィで!」と乗り気な姿勢を示すも、すぐに「いやいやいや(笑)」とやんわりと購入を拒否していた。

 このように買いはしなかったもののウドが褒めちぎった、世界で50台しか現存していないとされる「ダイハツ フェローバギィ」。旧車・絶版者好きの方は本動画でチェックしてみてはどうだろうか。

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