ロンブー亮、30年前の「GT-R」に興奮 旧車の抗いがたい魅力に「オジサンにも刺さる」

 ロンドンブーツ1号2号の田村亮が、2024年1月12日~14日に千葉県・幕張メッセで開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2024」へ訪れたときの模様を、公式YouTubeチャンネル「田村亮のYouTube」に投稿した動画で紹介した。

 同チャンネルで亮は、若い頃に金銭的事情から買うことが叶わなかった国産の絶版車を次々と購入するシリーズ企画を展開。長年の愛車「ボルボ V60クロスカントリー」を売却した軍資金を元手に「トヨタ スターレットターボS(型式:EP71)」を手に入れたのち、「スズキ カルタス 1300GT-i」「三菱ランサーEXターボ」「ホンダ 2代目インテグラ」と、80年代を彩った名車から名車への買い替えを短期スパンで続けている。

 そんな国産クラシックカーをこよなく愛する男なだけに、「東京オートサロン」でもやはり旧車に目が行く。

 2024年3月2日に公開した「2024オートサロンでFUJITSUBOさんに失礼なお願いをしたら」と題した動画で、幕張メッセの会場内を散策する亮が「これ可愛いなぁ」と思わず目を留めたのは、千葉県の自動車専門学校「NATS日本自動車大学校」の学生たちによって手掛けられた「幻のちびメリ」だった。同車は1983年に登場し“マー坊”の愛称で親しまれた「スズキ・マイティボーイ」をベース車両とし、1972年に発売した“ケンメリ”こと「日産 スカイライン(4代目)」を小さく再現したカスタム車両だ。

 亮は「こういう学校を応援していかないと。車業界は」「これはオジサンにも刺さるカスタムですね」と大絶賛。学校側の厚意により運転席に座らせてもらうと、「うわあ! これはすごい!」「これようできてるわ~」と声を上げ、「素晴らしい。車を楽しんでる子らが育ってますよ」とひたすら感心していた。

 また別のブースで1989年登場の名車「日産32スカイラインGT-R」を発見すると、亮は「目いっちゃいますね、どうしても」と足を止め、「やっぱこういう車に目がいっちゃう。本当はいまの技術をいっぱい使ってるやつに行きゃいいんですけど、止まっちゃうんですよ、足が。自然と。『よく綺麗に残ってるな』となっちゃうんだよね」と、旧車に抗いがたい魅力を感じていることを明かした。

 なお東京オートサロンは、最新の車両やカスタムパーツ、アクセサリーの見本市的な側面もある。今まで旧車購入企画において、買った車両は弄らずに市場に還すことをポリシーとしていた亮だが、現在の愛車「ホンダ 2代目インテグラ」に乗り続けているうちに「マフラーを着けてくなっちゃってる」と、欲が芽生えてきたことを打ち明けた。そこで、自動車用マフラーの製造で知られる「藤壺技研工業」のブースに訪れ、ワンオフの車検対応マフラーを作ってもらえないかと担当者に直談判。その日のうちに話がまとまることはなかったものの、担当者の反応は決して悪いものではなかった。

 果たしてインテグラのマフラー装着プロジェクトは始動するのか? 旧車購入企画の新たな展開に期待したい。

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