『パルワールド』にドハマりする配信者が続出 ホロライブではStartendがまさかの再集結

パル配合の第一人者に “育て屋さん”と化した恭一郎

 日本国内外で大きなインパクトを残す『パルワールド』だが、徐々に配信者らが届ける内容もすこしずつ変わっていくことになる。

 先述したように『パルワールド』には育成ゲームの要素もあり、どのようなモンスターを交配・誕生させるかにフォーカスをたてるのもひとつの遊び方だ。この点において、ストリーマー・恭一郎のやりこみ様は凄まじい。

 同作が発売する直前、彼はタイトルに「することがない」「ゲームするかウォッチパするか」とつけ、リスナーとの雑談やアニメなどのウォッチパーティを中心に配信しており、「やりたいゲーム/するゲームがない」という雰囲気を漂わせていた。

 すこし退屈そうにしていた彼が期待を寄せていたのが、『パルワールド』だった。

 1月19日に同じくストリーマーであるSurugaMonkeyと一緒にプレイしはじめると、初日から14時間もの長時間にわたって配信をおこなった。長年配信者として活躍している恭一郎だが、とくにゲームや配信における体力・集中力は図抜けており、いちどハマると長時間になることもしばしば。本人いわくかつて『ARK』をやりすぎた結果、足に支障をきたしたことがある逸話を持つほどだ。

Arkで起きた「恭一郎足腐り事件」の真相について聞くClutch【パルワールド】

 アイテム・ゴールド取得のために敵を狩り続ける“ファーム”にも飽きることなく、可愛らしいパルと出会えば「おぉ~いいねぇ」とニコニコしながらプレイし続ける恭一郎。翌日以降の配信も自然と長時間のプレイとなっていった。

完全初見マルチ パルワールド ネタバレ全体禁止

初めて見る巨大パルたちに大興奮の恭一郎【Palworld/パルワールド】

 2月に入ると、所持しているパルをすべてレベルマックスにしたり、ボス格のパルを捕獲するなど、一般的なやりこみ要素はひととおり済ませ、その後はパルの個体値などより深くやりこむ方向へとシフトしていった。

 パルを捕まえて因子や能力値を確認し、合わなければその場で倒して、また次のパルを探して捕まえる。そんな風にして独自にデータを蓄積し続け、気づけばプレイ時間は200時間を優に超える結果に。彼とおなじくパルの育成に勤しむゲーマーや興味をもったリスナーからの質問に答え、一緒に疑問を解いてきた。

 「このゲームって、『別種で組み合わせると全く関係ない個体になりますよ』ってわざわざ運営が説明しているのね。画像までつけて別種で交配させることができますよ、特殊なパルのタマゴも生まれますよと、こんな言い方をしてる。同じ個体同士でかけ合わせて産むこともできるけど、ベースは別のほうが(よい良い個体を)産みやすかったりするかもしれない」

ソロ鯖 個体値研究会#4

 配信中にいくつもの独自見解を導き出し、検証と理解を深めていく恭一郎。まだリリースされたばかりの同作だが、「アーリーアクセス」ということで今後何かしら数値の変更や新要素の追加も十分ありえるだろう。謎多きパルの生態、その秘密に迫っていく個体値研究はまだまだ終わらないようだ。

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