中尾明慶、“ウォーターボーイズ新年会”に参加 社長に大手企業社員など驚きの進路も

 俳優の中尾明慶が、2004年に放送されたフジテレビ系ドラマ『WATER BOYS2』の共演者が集まる新年会に参加する動画をYouTubeで公開した。

 中尾は子役として芸能界入りし、10代の頃に話題の学園ドラマへ数多く出演してきた。その経歴を活かし、公式YouTubeチャンネルでは、『WATER BOYS2』や『3年B組金八先生』(TBS系)で共演した俳優および元俳優のもとへ訪れる動画を多数投稿。久しぶりの再会を喜び合い、かつての“同級生”がいまどんな活動・仕事をしているのかを聞くというその内容は、ドラマ放送当時青春時代を過ごしていた中尾と同年代の視聴者から特に好評で、人気シリーズと化している。

 2024年2月6日に公開した「これがウォーターボーイズの新年会です…」と題した動画では、『WATER BOYS2』で共に男子シンクロ部部員として切磋琢磨した旧友が集う新年会を訪れることになった。同ドラマの新年会は毎年開催されていたのだが、中尾は一度も出席できていなかったという。今回は中尾の都合に合わせて日程調整してくれたこともあり、20年越しに初参加することになった。

 新年会の開催場所は、大衆居酒屋を思わせる飲食店の一角。動画では、10人程度集まっているのが確認できる。中尾がやってきたときには既に皆出来上がっており、参加者の一人から「明慶来たよー!」と威勢のいい声が飛んでいた。

 ドラマ放送時16歳だった中尾もいまは35歳。20年を経て、男子シンクロ部OBたちの人生にも様々な変化があったらしく、俳優を続けている人もいれば、大手企業に就職した人、会社の社長になった人などもいた。また中尾同様に家庭を持ったOBもいる。「子育てで大事にしていることを一言欲しい」。そう言うのは、現在はIT企業で働き、4月に第一子が産まれる予定だという出口哲也さん。中尾は「俺はなんでも言える父親でありたいと思ってる」「良いことも悪いことも」とし、そのためにある程度目線を落とすよう努めていると明かした。

 さらに、新年会には『WATER BOYS2』のプロデューサーを務めた柳川由起子さんも参加していた。中尾をオーディションで同ドラマのメインキャストの一角に抜擢した理由について、柳川さんは「たぶん芝居が圧倒的にうまかったんだと思う。それしかないと思う」といい、「芝居もできたし、泳げたから、圧倒的に強かったんだよね、持ってるものが」と振り返った。続けて、柳川さんが「(木村)了も言ってたんだけど、あれをやると芸能界がつらくないって」「みんな言う。瑛太くんも言うし」と『WATER BOYS』特有の大変さに言及すると、中尾も「それはあると思う」「過酷だからね」「体がきついのはナンバーワンじゃない? 練習もあれだけやるから」と同意していた。

 大人になったウォーターボーイズたちが、お酒片手に当時の思い出話に花を咲かせつつ、近況を語り合う本動画。さながら同窓会のようなその内容に、コメント欄には「まじで、最高すぎる!!」「ウォーターボーイズ2、リアルタイムで見てました 時を経てこうして見られるの感動です!!」「何年たっても集まれば昔に戻ったみたいに話が出来る仲間っていいですよね」などの声が寄せられている。

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