中尾明慶、『3年B組金八先生』の元女子生徒と再会　学園ドラマの常連俳優・中尾にしかできない人気シリーズに

　俳優の中尾明慶が、TBS系ドラマ「3年B組金八先生」の共演者と再会を果たしたことをYouTubeで報告した。

　2023年8月25日に公開した「【金八先生の同級生】女子生徒が初めて来た。みんなの○○○○」と題した動画で中尾は、YouTubeの裏方“よしきD”こと、親交の深い俳優・市川欣希に「連れていきたい場所がある」と先導され、愛知県名古屋市内の繁華街へとやってきた。

　その場所とは、よしきD曰く「かあさんの味が楽しめる」飲食店なのだとか。「嫌な予感するなぁ」と訝しむ中尾が連れてこられたのは、立ち飲みスタイルのやきとん屋「立呑み 焼きとん 大黒 むつみ小路店」だった。カウンター席に陣取り、流れのままにビールと串焼きを注文する中尾。目の前では、同店のスタッフが入れ代わり立ち代わり現れて、オーダーを取り、料理を提供している。

　するとそこに、ひと際元気のいい女性スタッフがやってきて「いらっしゃーい！」と挨拶。その顔を一目見るなり、中尾は「えっ！？」と驚きをあらわにした。女性スタッフの正体は、元女優の金澤美波さん。中尾とは、2001年に放送された「3年B組金八先生」第6シリーズでともに生徒役として共演した仲であり、劇中における役名は馬場恭子であだ名は“かあさん”だった。

　「かあさんの味」の答え合わせがされ、中尾は「びっくりしたんだけど！　かあさんじゃん！」と大笑い。金澤さんは「いらっしゃい、チュー」と、中尾が「金八先生」で演じた山越崇行のあだ名で呼びかけた。

　久しぶりの再会を喜び合った後、中尾は、金澤さんが「金八先生」で共演してから現在に至るまでの20数年間、どんな人生を歩んでいたのかについて聞いた。金澤さんによると、「金八先生」出演時点で高校二年生だった彼女は同ドラマ終了後も、10年ほど芸能事務所に所属して役者業を続けたものの、「悩む時期が増えていた」という。そんな時期に、アイスクリームチェーン「コールドストーン」でアルバイトとして働くようになり、しばらく俳優業と兼業した後、同チェーンでの仕事に一本化。以降、13年間「コールドストーン」に勤め、現在は「立呑み 焼きとん 大黒」のスタッフとして勤務しているのだとか。

　中尾が、今回YouTube出演のオファーが来たことについて「嫌だと思わなかった？」と聞くと、金澤さんは「全く嫌ではない」と否定。しかし「逆に嫌かなと思っちゃって。『なに話そう？』って思われてないかと思っちゃった」と、逆に中尾に気を遣っていたことを明かし、「でも、大人だった。チューは大人でした。ちゃんと話してくれた私と」と安堵の表情を浮かべた。

　コメント欄には「当時、中2でリアルタイムで見ていた世代としては、この同級生シリーズ最高」「うわぁー！　懐かしい！　当時中2で、金八にめちゃくちゃハマっていたので！」「金八先生見たばかりで懐かしさよりも大人になった姿を見て感慨深いです」など、大人になった2人の共演を喜ぶ声が多数寄せられた。

　これまでも、公式YouTubeチャンネル「中尾明慶のきつねさーん」で、「金八先生」や「ウォーターボーイズ」の共演者と久しぶりの再会を果たす動画を複数本公開している中尾。若かりし頃は学園ドラマの常連俳優だっただけに、今後も彼の“同級生行脚”は続いていきそうだ。