『LOVE CATCHER Japan』最終話ーー500万円よりも“愛”を選択? 「今日からは私のことを……」

 続いては、女子からの告白だ。ゆきのがあもんにコインを渡しにいく。「ずっと言いたかったけど、言えなくて。苦しくて……」「あもんくんの気持ちは知ってたけど、自分にとっての正直な気持ちを話せるのは幸せな気持ち。ありがとうって気持ちです」とゆきのは優しく微笑む。それでも、彼女はコインの入った箱を開けることができない。切なすぎるラストではあるが、あもんの想いはみらに向いているのだから。

 そして、はつねがりょうのもとへ。「初日の晩ごはんの時に、りょうくんと話している時がすごく私にとって心地が良くて」とこれまでを振り返る。

 そして、この後のはつねの言葉に鳥肌が立った視聴者もいたのではないだろうか。

 「ずっと言えなかった言葉があって。今日からは、私のことを信じてください!」

 同時にあけた箱の中身には、“ラブキャッチャー”と書かれたコインが。はつねはマネーキャッチャーから役割を変更していた。つまりはカップル成立、思わず画面を見ながらこちらも小さくガッツポーズをしたくなる。500万円よりも大切なものを見つけたはつねは、本物の“ラブキャッチャー”と言えるかもしれない。

 続いては、みらがなつきのもとへ。みらがなつきを選んだ段階で、あもんはコインの箱を開けられないことになる。「なつきがいたからこの旅は、わたしにとってすごく楽しい旅になりました」とみらが言うと「同時に開ける?」となつきが応える。

 そしてここで、衝撃の展開が。みらがマネーキャッチャー、なつきはラブキャッチャーだった。後出しのようになってしまうのだが、思えば女子の中で現状2人から想いを寄せられているのはみらだけだった。

 厳しい言い方にはなるが、マネーキャッチャーのみらとしては自分を好いてくれる“ラブキャッチャー候補”の男性が多いことに損はなかったはず。そう思えば、どこか煮え切らないみらの“マネーキャッチャー”としての行動の辻褄は、ずっと合っていた。

 「最初からラブだった?」「最後まですっごい悩んだ」とみらの言葉が切なく響く。そんな彼女に向けて「みらはマネーだったってことをどっかで分かってました。それでも、彼女のことを日に日に思う気持ちが強くなって。彼女のなかにある“何か”にかけて、最後まで信じ続けたので」となつきは言葉を残した。はつねとりょうのカップル成立から一転、あまりにも辛い展開だ。

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