VRアイドル・えのぐ擁する岩本町芸能社が廃業・倒産 グループ自体は「活動継続」を表明
VRアイドルグループ「えのぐ」を運営するバーチャルアイドル事務所「岩本町芸能社」が、廃業・倒産を発表した。発表によれば、同社は「諸般の事情」により、いまから約4ヶ月後の2024年3月をもって廃業となる。
えのぐはバーチャルYouTuber、VTuberという言葉がまだ珍しかった2017年から活動するVRアイドルで、シーン黎明期における「バーチャルアイドル像」の形成において重要な立ち位置を担ったグループだ。
発表に合わせてメンバーの鈴木あんずからはえのぐメンバーによる報告がなされるとアナウンスされた。なお、えのぐ自体は「活動を継続し、夢と目標を追い続ける」ことがすでに発表されており、ひとまずグループの解散といった心配は無いようだ。
今後の活動については、本日20時より「えのぐ公式YouTubeチャンネル」でおこなわれる配信にて報告がされるとのこと。配信のサムネイルには笑みを浮かべるメンバーの姿もあり、どちらかといえば「巣立ち」のような印象も思わせる。今後、えのぐのメンバーたちがどのような形で活動していくのか。新たな門出に向けた報告を座して待ちたい。
VRアイドル・えのぐ、メジャーデビューシングル発売決定&「バーチャル握手会」の開催も
2018年の月からVR空間で生放送やライブなどのユニット活動を開始したVRアイドル・えのぐが、11月28日にユニバーサルミュージ…
■関連リンク
「株式会社岩本町芸能社 廃業・倒産のお知らせ」
「株式会社岩本町芸能社 廃業・倒産のお知らせ」