かまいたちのマネージャーからYouTuberへ 樺澤まどかの退社~海外移住後の活躍を振り返る

 元吉本興業社員・樺澤まどか(かばさわまどか)のYouTubeチャンネルが、本格的に始動した。樺澤は以前、かまいたちやとろサーモンのマネージャーを担当していた。吉本興業を4年半務めたのち退社し、現在はオーストラリアに移住。海外生活の様子を投稿している。今回は、そんな樺澤の海外移住後の活躍を振り返っていく。

マネージャーでありながらアイドルの顔も持つ

 2023年8月29日、樺澤はかまいたちのチャンネルで吉本興業を退社することを発表した。理由としては、「一生に一度でいいから、海外に住みたくなった」からだと明かしている。かまいたちは以前からその願望については耳にしていたようで、「ほんなら行ったらええやん」と快く送り出した。

 樺澤は入社してから4年半かまいたちととろサーモンの担当をしており、仲も深いようすだ。かまいたちのチャンネルには約40本も出演しており、ファンのあいだでは知られた存在だったことがわかる。

 樺澤はマネージャーでありながら、自身も表舞台に立つことがあった。吉本興業に入社してからは、吉本坂46に加入。グループはコロナをきっかけに2022年に活動休止をしてしまったが、その後はソロアーティストとして活動し、単独ライブも行った。そのアイドル活動も同年に引退してしまったが、こういった経歴から、社員でありながらタレント並みの認知度があることも頷ける。

 かまいたちのチャンネルでは、退社を決断したときのエピソードについても語っていた。退社を報告した際、想像以上に周りからの反応があったため辞めるかどうかを悩んだと打ち明けた。結果、海外に行くことをを決断。英語も話せず、家も仕事も滞在期間も未定の状態で飛び込んだようだ。いったいどんな世界が待ち受けているのかについては、本格始動した樺澤のチャンネルで追っていきたい。

ノープランで飛び込んだオーストラリア

 そして2023年10月24日に、「【絶望】英語力ゼロで海外移住してしまったアラサー女のはじめの1週間」という動画を投稿。オーストラリアに移住してから、初の長尺動画となっている。

 機内では食事やお酒を楽しんで意気揚々と移動していたが、到着してすぐにクレジットカードを落とし、現地の人に教えてもらうというハプニングに見舞われた。その後は、マンリービーチやマーケットのようすを紹介。日本円にして1800円になるフィッシュ&チップスを注文し、物価の違いなどを伝えてくれた。

 滞在2日目からは現地の学校に登校を開始。学校に通いながら、家を探す生活がスタートした。途中「家のリクエストを送ったけど、すごく時間がかかってしまった。このままの生活だと英語力が伸びない。そのまま日本に帰れない」と悩んでいる姿も映し出された。

 それからは、覚えたての英語でアイスを買ったり、アプリを使って言語を教え合ったりと、悩みながらも成長するために努力しているようすを見せてくれた。たったひとりで外国に身を置き、言語を覚えながら生活することは、決して楽なことではない。悩む姿を隠さずに、自分なりに頑張る樺澤を見て、励まされる視聴者も多いだろう。会社員という安定した立場を捨て、身ひとつで異国で奮闘する姿は、まさに第二の人生を自分の力で歩んでいる人の姿だった。これからどのような人と出会い、どんな体験をして成長していくのだろうか。樺澤の等身大の人生を見守っていきたい。

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