SteelSeriesがプログレードの配信向けマイク『Alias』を発表 XLRマイクとミキサーがセットになったモデルも

 デバイスメーカー・SteelSeriesは、同社初となる配信向けマイク『Alias』『Alias Pro』を発売する。『Alias』はUSB接続タイプ、『Alias Pro』はXLR接続タイプで、PCが2台接続可能なミキサーも付属する。両製品とも10月4日より予約受付を開始、10月20日より全国の家電量販店、及びAmazon.co.jpにて順次販売を開始する。

配信向けのプログレードUSBマイク『Alias』

 『Alias』はプロオーディオレベルの本格的なUSBコンデンサーマイク。本体正面にLEDインジケーターが搭載されており、音量レベルやミュートのON/OFF確認が一目でわかる仕様だ。マイク背面のゲイン調整ダイヤルで入力レベルを調整するときや、ノイズが入っていないかなどさまざまなシーンで便利に使うことができる。

 

 また、前面に搭載されたミュートボタンや、ヘッドセットの音量調整ダイヤル、背面のマイクゲイン調整ダイヤルなど、本製品単体で直感的な操作が可能だ。

XLR接続マイクとミキサーがセットになった『Alias Pro』

 『Alias Pro』はPodcastやストリーミングだけでなく、放送局レベルでの配信が可能な、XLR接続のコンデンサーマイクだ。本製品にはXLR接続に対応したミキサーが付属しており、アナログで収録した音声をミキサー内でデジタル変換することで2台のPCに入出力が可能となっている。ミキサー背面に備えられた2つのUSB-Cポートを経由して2台のPCと接続し、デュアルPC配信をより簡単におこなうことができる。

 ミキサーにはマイクの音量調整・ミュートボタンにくわえて、右側には機能の割り当てをカスタマイズ可能なダイヤルとスピーカーミュートボタンを備える。たとえばBGMの音量を割り当てたり、ゲームやボイスチャットの音量調整をプレイ中に手元で調整するなど、便利に利用できる。

 また、『Alias』『Alias Pro』は従来品と比較して3倍のマイクカプセルを搭載しており、部屋の騒音を拾わずに声だけを拾うなど配信やボイスチャット用とに特化した構造となっている。指向性についても調整が施されており、周囲の音を拾わずにマイク正面からの声だけを拾う設計となっている。

 それぞれのマイクはSteelSeriesの独自アプリ『Sonar』と組み合わせることでAIノイズキャンセリングも実現しており、マイク使用時の周辺音やノイズをさらにカットしてくれる。さらに、それぞれのアプリケーションの細かな音量調整やミキシングが簡単におこなえるので、バッググラウンドで流している音楽や、ゲーム音、チャット音などを最適なバランスにすることができる。

■製品情報
『Alias』
参考価格:32,970円(税込)
販売URL:Amazon

『Alias Pro』
参考価格:58,270円(税込)
販売URL:Amazon

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