長友佑都のポッドキャスト番組『UNSTOPPABLE』がAmazon Musicにて配信開始 霜降り明星・せいやも登壇した記者会見レポート

 長友佑都がホストを務める新ポッドキャスト番組『UNSTOPPABLE』が、Amazon Musicにて配信開始となる。その新番組発表会が、9月12日にAmazon Music Studio Tokyoにて開かれ、J1・リーグFC 東京所属の長友、そして長友を“ブラ兄”と慕い、自身も小中高とディフェンダーとして活躍してきた霜降り明星のせいや、柴田周平氏(アマゾンジャパン合同会社 Head of JP Podcast Content Wondery)が登壇した。

長友佑都

 『UNSTOPPABLE』は、プロサッカー選手である長友のこれまで明かされることのなかった半生や止まらない成長を紐解くほか、長友が注目する各界で活躍する人物に独自インタビューをする番組。制作はポッドキャスト制作スタジオ「Wondery」が担当している。

 『UNSTOPPABLE』は「ドキュメンタリーの部」4話、「インタビューの部」12話の計16話で構成されている。ナレーションを俳優の町田啓太、ゲストにピアニストの反田恭平が参加していることがアナウンスされており、今後も長友の希望のもと、アスリート、アーティスト、クリエイターといった人物を招く予定であると柴田氏は明かす。

柴田周平氏(アマゾンジャパン合同会社 Head of JP Podcast Content Wondery)

 「なかなかこんな深くまで自分を掘り下げて語ったことは今までなかった」と収録を振り返る長友は、「自分自身こういう癖のある人間なんだというのを改めて再確認できた」と深い部分の自分を曝け出すことのできた実感を明かす。長友が参加するとどこか癖のある練習になるということをほかの日本代表選手から聞いていたせいやは「自分で分かってらっしゃるんですね?」と問いかけると、「とんでもなく癖があると、変わってるということを言われて。最近、分かりました。自分のこと普通だと思ってたので」と返答していた。

霜降り明星・せいや

 発表会では、せいやから「長友選手に聞きたい3つのこと」と題して、「ポジティブで居続けられるコツ」「大切にしていること」「今後の目標は?」のトークテーマが与えられた。

 「ポジティブで居続けられるコツ」に、長友は実はネガティブであるということを前置きとして明かしつつ、「ネガティブからポジティブに変換する、その技術を習得してるっていう感覚なんです」と持ち前のコツを語っていく。長友は自身の批判的な記事もあえて見るといい、そこには「自分の成長するチャンスが眠ってるという感覚で見てる」という長友流の考え方がある。

 「大切にしていること」には今回の番組名にも通ずる、アンストッパブル=歩みを止めないことを大切にしているという。「過信をしてしまって、挑戦をやめたり、調子に乗ってしまったりもすると思うんですね。結果が出ない時も、とにかく走り続ける、前進するということは大切にしています」と答えた。

 「今後の目標」では、5回目のワールドカップ、つまりは『2026 FIFAワールドカップ』への出場を目標にしていることを明言。4年後、長友は40歳となっている。「出れるかはもちろん分からないですけど、そこに照準をあわせて」と語る長友は、現在自身の30代で最も動けている実感があるとのことで、「カタールより、明らかに今の方がコンディションがいいです」と『2022 FIFAワールドカップ』の頃よりもいまの方が動けると話す。

 終盤では、発表会当日が長友の37歳の誕生日ということでバースデーケーキが、さらに翌日の9月13日がせいやの誕生日ということで『UNSTOPPABLE』のTシャツに長友のサインを入れてプレゼントされた。せいやは長友に「アモーレ」を文字をリクエスト。「世界最強と世界最弱のサイドバック」というせいや考案のキャッチフレーズで、「(ポッドキャスト)本編にも呼んでください。全然違うサッカーの目線で語れますので」とせいやはプロデューサーである柴田氏にアピールしていた。最後に、長友は『UNSTOPPABLE』について、「自分の人生だったり、考え方も含めて語っていますので、たくさんの方に聞いていただいて、みなさんの前に進む力になれたらと思います」と挨拶した。

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