『シャッフルアイランド Season4』6話ーー馬乗りアピールでも気持ちは届かず……一途な“好き”が叶うわけではない恋愛の難しさ
馬乗りになり必死にアピールも……最終シャッフル目前で終わった恋
より多くの“好き”を与えた人が、相手の気持ちをゲットできるわけではない。だからこそ、恋愛はむずかしい。今回、最もその壁にぶつかっているのは、れん(加藤怜)に想いを寄せるりのだと思う。
りのは、ほかの男性メンバーに見向きもせず、初日からずっとれんを追い続けてきた。だが、ようやく再会できた時には、れんの心はののこ(高橋野乃子)のもとに。それも、2人がラブラブならまだ諦めがついたかもしれないが、ののこの気持ちはれんに向いていない。「だったら、私が……」と思ってしまうのも、無理はないだろう。
自らのプライドを捨て、馬乗りになってまでアピールをしたが、「最後までののちゃんを追いたい。変わることはない」と振られてしまったりの。ここまできたら、最後までれんを追いかけ続けて、悔いなく終わってほしいと思ってしまう。
そして、しゅうと(関秀斗)とよしみつ(木村吉光)との間で揺れていたりか(清水里香)の恋。よしみつへの気持ちの方が大きいと気付いた時には、彼の気持ちは別の女性のもとに向かってしまっていた。
『シャッフルアイランド』を見ていると、つくづく恋愛は“タイミング”に左右されると思い知らされる。せっかく気持ちが通じ合ったのに、シャッフルによりバラバラになってしまったジョナとたいせい(陸大成)。かつと(竹内克斗)のことを知る段階で、別の島に移動してしまったくらら。みんながみんな、自分の好きな人と一緒にいられたらいいのに……と思ってしまうが、そうはいかないからこそ、恋心が燃え上がるのかもしれない。