SHOWROOMがVライバー向けツール『ペライブ』をリリース 1枚のイラストだけでライブ配信が可能に

 ライブ配信プラットフォーム『SHOWROOM』を運営するSHOWROOM株式会社は、7月4日、Vライバー向けPC配信盛り上げツール『ペライブ』の提供を開始した。

 『ペライブ』はイラストを1枚設定するだけでPCカメラやバーチャル機材を用意することなく『SHOWROOM』の配信を行うことができる無料のWindowsアプリ。ペライブで設定したイラストは、キーボード操作により配信中に左右移動や横揺れ、マウス操作での拡大縮小が可能となっている。また、まぶたの開閉や口の開閉などの異なるイラストを複数設定すると自動で自然な瞬きを行い、マイクの音声に反応して口パクの表現も自動で行う。さらに、背景画像も複数設定でき、配信中にそれらを切り替えることも可能だ。

 『ペライブ』を使用した配信ではギフティングや一部のコメントも配信画面に連携して反映され、一部のギフトは背景に残り続ける。また、一部のギフトはリスナーのアバターが配信映像内に登場し、ギフティングするように表現されるとのことだ(いずれも設定で表示/非表示の切り替えが可能)。

 また、オリジナルミニゲーム第1弾として「SHOWROOM SHOOTING」の提供も開始された。特定のギフトをもらうとHPが回復したり、攻撃力がアップしたりと、ライブ配信をしながらシューティングゲームを楽しむことができる。

 本アプリは無料で利用をすることができるが、『SHOWROOM』にて配信を行うに場合は別途OBS Studioのダウンロードが必要となる。

「推しは“遠い”から近くにいきたい」  SHOWROOM前田裕二が『smash.』で目指す、グローバルコンテンツの可能性

アイドル産業は国の垣根を越え、グローバルに拡大している。その中で注目されるのが、動画やVR(仮想空間)、AR(拡張現実)、または…

関連記事