26歳で社会人となった元AKB48・島田晴香、就活生に共感 「Z世代AI就活相談会」で募られたリアルな悩みとは

「カレーの具に例えるとしたらどの具材を選ぶ」島田の質問の意図とは?

 次に行われたのは、島田氏と学生との模擬面接。指名された大学生が、島田氏からの質問に答えた。最初に答えた学生は、これまで模擬面接など一度も経験していないとのことで、今回が初体験。

 島田氏の質問は「ご自身をカレーの具に例えるとしたらどの具材を選ぶ」という、就職や動機とは関係ないもの。意外な質問に戸惑いながらも学生は「じゃがいも。どのカレーにでも合うからです」と答えた。

 この質問意図について島田氏は「これはAKB48のメンバーにも良くする質問なんです。例えば、ビーフなら仕事の中でもメインになるようなところでやっていきたい。じゃがいもなら、人と歩幅あわせられる人なのだろうなと想像します」と説明した。

 2人目の模擬面接は、人見知りで面接でのPRの仕方がわからないと悩む学生。島田氏の質問は「人生で一番モチベーション上がった瞬間はいつ?」というもの。学生からは「大学受験に合格したり、模試がよかったり。目標達成して家族に喜ばれたとき」という回答をした。島田氏は「落ち着いた雰囲気なので、どんなときにテンションが上がるのか知りたいと思った」と質問意図を解説しながらも、「独特な雰囲気を持っているので、それを生かしてほしい」とアドバイスをした。

「Simeji AI」が悩みを突破するきっかけに

 今回「Simeji AI」を使いつつ、大学生と就活お悩み相談を行った島田氏は、「AIが気軽に使える存在になってきている。困りごとを相談したいときに使ってみて欲しい。自分も活用していきたい」と話した。

 また大学生に対しては「私の好きな言葉は『人生一度きり』。だからこそ、キャリアで素敵な自分に近づけられるように、人生の通過点として楽しんで、後悔のない人生にしてほしい」と話していた。

 少人数ならではのアットホームな雰囲気の中、イベントは終了。AIが持つ、悩み相談へのポテンシャルを感じるイベントとなった。

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