「小悪魔な年上女子」VS「ピュアな年下女子」

　そして、たすく（前川佑）をめぐるまりん（橋本真林）とえみり（湯淺えみり）のバトルも、盛り上がりを見せている。この三角関係は、えみりが優勢だと思っていた人も多いのではないだろうか。私もそう確信していたのだが、最終告白前日にまりんが怒涛の追い上げをみせてきた。

　たすくをツーショットに誘い出したまりんは、「いちばん愛は強いと思う」と一途さをアピール。そして、バックハグのおねだりに照れるたすくを「緊張してる？」といじるなど、年上女子の余裕を見せつけた。

　たすくは、まりんの前だとリラックスした表情を見せる気がする。実際に「これが素だね」と言っていたが、“可愛い”と甘えさせてくれるまりんの包容力に安心する部分もあるのではないだろうか。

　その一方で、ピュアな年下女子・えみりの前では“お兄さん”でいなければならない。たすくは、リードしたいタイプにも見えるが、まりんのようなタイプの女子に引っ張ってもらいたい願望を秘めているような気も……。たすくに関しては、どちらを選んでも「なるほどね」と納得すると思う。

　そして、女子人気No.1のりんが選ぶ相手も気になるところ。候補はおそらく、しおん（市原志音）とそうた（小田颯太）だろう。しおんは最後のオレンジタイムでかなりいい感じだったし、そうたからの手紙も本気で喜んでいたように見えたため、どちらを選ぶのかまったく想像がつかない。これまで受け身だったりんが、自らの手で選ぶ男子は誰なのか。次週の最終告白が楽しみだ。

【場面写真】『恋ステ 2023春～Sweet Orange Memory～』8話ハイライト

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