YouTuberのラファエルが家賃3万8000円の新事務所に空き巣が入ったと報告した。

　かつては“時給日本一のYouTuber”を自称し、羽振りの良さを全面に押し出すスタイルで人気を集めていたラファエル。しかし昨年11月、「広告収益が10分の1に落ちている」と公表したことがネットニュースなどで話題になってから、“金欠キャラ”へと変貌。今年に入ってからは、都内の家賃140万円/月の物件から千葉の家賃40万円/月の物件へ引っ越し、盟友のYouTuberヒカルから1億円を借金するなど、節約と金策に奔走する模様を立て続けに動画で伝えている。

　そんな中、3月20日に公開した動画では、新たな事務所として、これまで借りていた家賃100万円ほどの高級マンションの一室を解約し、港区某所に建つ家賃3万8000円の木造アパートの一室に入居したと明かした。マネージャーが契約してきたという新事務所は、床は畳張りで、エアコンの配管の関係で窓が閉まらず、トイレは和式という簡素な造り。ラファエルはその狭さ・ボロさを嘆きつつ、「（住所）特定だけは本当にしないように」「ここに色々運ばな。ポケモンカードとか」と話していた。その発言から2週間足らずで、恐れていたことが現実のものとなった。

　4月2日に公開された「【ガチ】許しません！住所特定で事務所に空き巣！ポケカ盗まれました！」と題した動画で新事務所に訪れたラファエルは、「今緊急で動画撮ってます。新事務所のほうに空き巣が入りました。リアルに笑えないのが、ポケモンカードがガチで盗まれました」と告白した。盗難されたポケモンカードは、ムンクの「叫び」をモチーフにしたレアカードで「2つ合わせて100万円を超えるようなもの」だという。ラファエルが朝に新事務所へやってきたところ、窓ガラスが割られて盗まれていたといい、「動画にしたのが良くなかったんちゃう？『ポケモンカード置いてる』って言ったのが……」と、自身の発言を悔やんだ。「うわ～、やられたなマジで。あのポケモンカード僕の中で思い入れがあったので」「恐れてたことが起きたな」と肩を落とすラファエル。以前に事務所用に借りていた高級賃貸のセキュリティ対策が万全だったため、「平和ボケしているところはあった」「防げた事故って感じやな」と認識の甘さを認めた。

　「ポケモンカードを置く」と動画で発信してから、あまりにも早い盗難被害の報告……。過去には「動画の98％か99％やらせ」と公言しているラファエルだけに、コメント欄には、その信憑性を疑う声も多い。今回の動画が真実かどうかは定かではないが、いずれにしても、今後も、このオンボロ事務所に関係したトラブルやネタの動画が、ラファエルのチャンネルで頻発するに違いない。