ホモサピ、科学の力でザリガニから醤油を作る 好奇心を刺激するコンテンツで急上昇にも浮上

 2023年3月20日、生物系YouTuberとして活躍するホモサピがチャンネルを更新。ザリガニから醤油を作る動画を投稿した。

ザリガニから醤油作ってみた

 ホモサピは、日常に潜む生物を調理して食べる生物系のYouTuber。これまで、蜘蛛やバッタなどさまざまな生き物を捕まえてきた。普通では見られないようなコンテンツや、本人の豊富な知識による解説が話題を呼び、現在のチャンネル登録者は143万人だ。今回の動画では、捕獲したザリガニから醤油を作っていく。

 動画冒頭、ホモサピは「世界に誇れるチート級の調味料」と、醤油について解説。本来なら大豆を蒸して柔らかくした後、完璧で繊細な発酵が必要になるが、今回ホモサピは科学の力を使ってザリガニを分解していく。ホモサピいわく、醤油はざっくり言うと「アミノ酸の液体」らしい。タンパク質をアミノ酸に分解できれば醤油になるため、極論ゴキブリや髪の毛でも作れるようだ。

 水路で捕まえたザリガニを捌き、可食部を取り出した後は、頭と一緒に容器に投入。塩酸を入れて、圧力をかけるための金属容器も使い、30分ほど加熱していく。冷やして中身を見てみると、見た目は醤油そのものだった。今のままだと酸性の液体で食べられないため、強塩基の水酸化ナトリウム溶液を使って中和。一口舐めたホモサピは「美味しい!」と感動している様子だった。

 醤油が完成した後は、ホモサピが「ジェネリックアワビ」と呼んでいるマツバガイを取りにいくことに。いつも通りの手際で中身を取り出してお寿司にすると、ザリガニ醤油を垂らして実食。「マジで美味えじゃんこれ。エビの出汁が溶けてますねって感じじゃなくて、エビそのものが溶けてる感じ」と感想を話している。

 今回、科学の力を使ってザリガニから醤油を作ったホモサピ。彼のチャンネルは、これまでもたびたび話題に上がっているが、今回も奇想天外なコンテンツとあって反響を呼んでいる。本動画はすでに100万回以上再生されており、急上昇ランクにも浮上していた。他者には真似できない企画で、視聴者を楽しませ続けるホモサピに今後も注目だ。

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