2023.01.17 12:00

DJ社長「海外に行って失敗しない方がおかしいと思っていた」　Repezen Foxxの定める“新たな夢”への抱負を語る

文・取材＝安田周平、構成＝菜本かな、写真＝MANAMI

－－もうすぐ2022年も終わりを迎えますが、今年はどんな1年でしたか？

DJまる：僕にとっては、いちばん失敗した年であり、学んだ年でもありました。でも、うまくいったことも、うまくいかなかったことも含めて、いろんな感情がせめぎ合った1年でしたね。でも、そのなかでチームの絆を再確認できたり、来年に向けた課題が見つかったのはよかったです。

－－苦労されたというのは、海外での生活ですか？

DJまる：そうですね。インドネシアに行ってから、なかなか手応えを感じられず不安になることもありました。でも、振り返るとなんだかんだやっていけたなと。

－－メンバーの皆さんが、それぞれ別々の場所で活動された年でもありましたよね。

DJまる：そういう年は、初めてでしたね。

DJ脇：新しい形でしたが、各々が勉強になったんじゃないですかね。

DJまる：「でも、やっぱり5人だな」って思いましたね。来年は別の感情になるかもしれないんですけど、今年はYouTubeを頑張った1年でもあったので。面白い動画を撮るなら、絶対に5人でがいい。1人じゃできることが少ないなと思えたのはよかったです。

DJ銀太：それは、間違いない！

DJ脇：あとは、外国の方と関わることが多かったですよね。出会いの年でもあったのかなと思います。

DJ銀太：海外の人の優しさに触れたよな。

DJ脇：そうだね。縁が広がっていったおかげで、仕事に生かされることもたくさんありました。

－－日本にいる時から、Repezen Foxxのみなさんは、人との縁を大事にされている印象があります。

DJ社長：あはは（笑）。コミュ力、大事ですよね。

DJ脇：大事さを、改めて実感したよな。

DJ銀太：海外の人なんて日本と違って自分たちのことを一切知らないし、加えて言語の壁もあるなかで、ジェスチャーやパッションだけで自分の思いや熱意が伝わった瞬間とか、感動します。

－－DJ社長は、いかがですか？

DJ社長：僕は、半端じゃないくらい自信があるタイプなんです。じゃないと「世界一になる」なんて言わないじゃないですか。インドネシアに行く前から、インドネシア語がペラペラになって、すげえ人気になるんだろうなと思っていました。だから、再生回数が落ちたとしても、別に気にならない。失敗するのと、自信をなくすのは別のことなんですよ。失敗しながら世界一になると思っているから、何も動じない。