父ノ背中・けんきの“劇的に生まれ変わったゲーム部屋”に潜入！　「モチベーションの上がる配信環境」の全容を公開

文・取材＝龍田優貴、写真＝林直幸

良いゲーミングルームはストリーマーのモチベーション増に貢献する

――照明周りは3Dモデルと実際の明るさや色味に違いがあると思われますが、その辺りはいかがでしょうか。

けんき：ライティングを3Dモデルで表現するのは少し大変と言うか、事前資料に盛り込まれていなかった点なので、想像が難しかったです。ただ完成した部屋を見ると、自分の生活空間の一部なのにそこだけ非日常的な空間になっているのは普通に嬉しいです。ゲームのモチベーションも上がるし、「今日は配信やめておこうかな」という気持ちが、ゲーミングルームを見ただけで「やろう！」と思えるぐらいに効果があると思います。

――たしかに自然とやる気が湧いてくる気がします。ゲーム配信に必要な一式はPC周辺ラックに収納されているんですね。

けんき：そうですね。部屋内に置かれている元の家具はソファーとギターラックぐらいで、ほかはすべて一新されています。ラックもイタリア製のもので、カスタマイズもしやすくなっているようです。メタルラックなので、猫が寝ていてもひんやりして気持ちよさそうです。あと、ライトはギターラックにも仕込まれているんですよ。これまではいわゆるフロアライトとダウンライトを二つ使っていたんですが、今後はダウンライトだけつけてギター周りに照明を当てるつもりです。おそらくギターがフィーチャーされて格好良くなるから、客観的に見ても「こんなに変わるんだ」と驚くはずです。

　それに、プロジェクターも置いているので、友人のゲームプレイを鑑賞しながらお酒を飲むといった楽しみ方も考えています。部屋も全体的にスッキリしたし、あとはソファーに座りながら実写で雑談配信も楽しいかも。これまでは来客時に配信部屋を見せないようにしていましたが、これからは全開にすると思います（笑）。

よりクールになったギター置き場やラック周辺のコーディネート。ちなみにミニ冷蔵庫のなかには、けんきが監修したFPS専用ドリンク『eNERGY HACK』が入っていた。

――元々あったPC機材と、生まれ変わった製品の相性も気になります。

けんき：目に見えて変わった点で言えば、机が自動昇降式になったことですかね。これがすごく僕の中で感動していて。と言うのも、以前から日によって調整するぐらい椅子の位置や高さが気になっているんですね。これまでは椅子を手動で動かしつつ、フットレストやクッションを置いて微調整していました。今後はそれをしなくて済むし、しかも細かく調整できるから大変ありがたいです。動画編集だったり打ち合わせを立って行いたい時も、電動で高さを変えられるから立位で作業できる。めちゃくちゃ嬉しいです。