『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』10話ーー男子同士で“オオカミくん”の探り合い?怪しいと疑われたメンバーは……

 ももは(高鶴桃羽)がるい(大久保琉唯)に「伝えたいことがある」と言って使った太陽LINEは、るいの誕生日デートのお誘いだった。前回るいからの月LINEデートでは、ジムでのキックボクシングの練習風景が見られたが、今回はももはのバレエの練習場にるいがお邪魔する。全く異なる競技を極めるアスリート同士の貴重な恋愛模様を覗かせてもらった気分だ。

 そして、試合前のるいは今回のももはとのデートのために事前に減量してきたと言い、ももはが気にかけないように普段通りの食事を楽しむシーンも。アスリートならではの愛情表現がたまらなく素敵だ。前回の月LINEデートで脱落発表前に手作りのお守りをプレゼントしてくれたるいに、今度はももはがるいの名前を刺繍したタオルを贈っていた。次週予告ではるいの試合に応援に行くももはの様子が映っていたが、試合後のるいからの“カミングアウト”も含め、引き続き目を離せない“ももるい”。終始ほんわかした雰囲気のこの2人はもう安定に思え、推している筆者だが、果たしてカップル成立まで走り抜けてくれるのだろうか。

 さて、今話やはり引き続き怪しさが残ったのははる(中村榛)だ。のせりん(能勢倫)
に「オオカミ?」と聞かれた時に目が泳いでいたように見えたし、気まずそうな表情を覗かせたように思えた。ただ、はるはかなり思ったことがそのまま表情に出やすいタイプであるため“オオカミ”に向いてはいないように思えるのだが、どうなのだろうか。

 今回も、自分がうい(三原羽衣)とにのん(新音)を待たせている罪悪感を抱えており、疑われても仕方ないと自分でも自覚があるからこそ、のせりんの指摘が突き刺さり、上手くかわせなかっただけで“オオカミ”ではないとも考えられる。はるは月LINEを使い、ういに「伝えたいことがある」と呼び出した。その前ににのんとも話していたようで、彼の心はどちらに決まったのだろうか。

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