『今日好き プーケット編』5話ーー「最後のアピールタイム」の“手繋ぎ”で形勢逆転?積極的なアプローチを仕掛けたのは……
第4話より始まった、最終日恒例の“最後のアピールタイム”。第5話では、前回の『セブ島編』最終話にて、スタジオの“恋愛見守り人”である井上裕介(NON STYLE)から予告されていた『プーケット編』の見どころ(筆者は勝手に“井上キーワード”と呼んでいる)の伏線を回収するような場面が印象的だったため、まとめて振り返っていきたい(※1)。
もあ、“序章のチェキ”を経てついに最終フェーズに
いくせい(瀬戸郁成)を巡るライバルのあすか(清水あす香)に対して、劣勢だったところから一気に捲り上げ中のもあ(白石萌愛)。“最後のアピールタイム”では、いくせい側からの指名をされ、まさかのあすかに先んじての2ショットを獲得するまでに。いくせいを想って昨晩は眠れなかったというエピソードを披露し、彼の心をくすぐっていく。
とここで、彼女が最後にやりたいこととして、2日目にも登場したおなじみのチェキを取り出す。まずは2ショットを1枚撮影すると、今度はお互いのソロカットを順に撮りあっていく(ということで、前日に行方が気になっていた2枚のうち片方のチェキは、純粋に思い出として補完されたようだ)。その際、いくせいには「キ」「ヨ」を発音するときの口の形をしてほしいなど、前日にはなかったオーダーが。いくせいがカメラマンとなった際の、もあの口の形に注目していれば、彼女が何を考えているのかも概ね予想がついたが……。
前日と同様、もあがこの日はなんと5枚のチェキにメッセージを書き込み、いくせいの手のもとに。そこには1枚ごとに「ス」「キ」「ダ」「ヨ」「♡」と、もあからの想いが詰め込まれていたのだ。昨日のはまだ“序章のチェキ”だったわけで、こちらが“井上キーワード”で言うところの「写真をこんなに効果的に使うんだ」なのだろう。
彼女がこのサプライズをいつ頃から考えていたのかは明かされていないが、なんたる胸キュンの仕掛け人。思えば、このチェキ撮影直前、もあが「本当に好き。ただ本当に好き。大好きだし」と、チェキのメッセージに繋がるような言葉を繰り返し口にしていたのも、このサプライズに向けた布石だったのかもしれない。
それに、いくせいはこの枚数を見て「トランプみたい」だと感想を述べていたが、簡単なわりになかなか手の込んだアプローチである。それを眺めて瞳をキラキラと輝かせている姿もまた愛おしい。本当に幸せしかない2ショットだった。これはさすがに、もあとカップル成立するのが自然な流れなのでは?