“顔だけVTuber”やAIアバターにVR演劇――9月の差し掛かりに芽生えた「新しいもの」たち

 9月2日には、株式会社Shiftallが防音Bluetoothマイク「mutalk」の製品版を発表した。プロトタイプから小型化され、遮音性能は「2m程度離れればなにを言ってるかわからなくなる」ほど。数時間に渡るVRメタバースやボイスチャットつきゲームから、1時間程度のオンライン会議まで、幅広いユースケースに対応する防音マイクだ。見た目こそ奇異に映るかもしれないが、防音室よりも安価で手軽な防音手段として、多くの人の生活で役に立つデバイスとなり得るものだ。発送は11月から12月を予定している。

 8月から9月の移り変わりの中で、「新しいもの」がにわかに芽を出した。2022年度の下半期になにが生まれるのか、今から目が離せない。

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