オンライン面接で最高の自分を演出するには? YouTuberの撮影必須アイテム「リングライト」を使ってみよう
就活を始めたばかりの私に届いた一通のメール。「一次選考を通過されましたので、次は二次選考で面接(オンライン)になります。」人生初のオンライン面接。大学のオンライン授業では、ぼやけていても自分が写りさえしたら許されていたが、就活では自分の印象が大事で、さらに内面まで見られている。「完璧な私を見てほしい!!」となると、どうやらリングライトというものが欠かせないらしい。
リングライトとは、円状になった照明器具のこと。円状であることによって、被写体全体を照らすことができる。元来は、YouTubeや雑誌の撮影で、鮮やかな撮影を行うために使用されており、YouTtuberの撮影グッズとしてのイメージが強かったのではないだろうか。オンライン面接やリモート会議での必須アイテムになりつつあるリングライトは、今では多くの人に親しまれるようになった。
リングライトを使うメリットは主に3点ある。1つ目は、顔が明るい印象になることだ。オンラインの画面上では、上半身より上しか映らない。そこで、印象を決めるのは顔の表情である。どんなに笑顔でも、顔が暗く写っていると印象が悪くなってしまうだろう。
2つ目は、美肌効果だ。ライトで照らすことによって肌のトーンが上がる。ライトがないと、くすんで見えてしまう。この時代だからこそ、余計な体調不良の心配はかけたくない。
3つ目は、暗い場所でもオンライン会議に参加できることだ。自宅からリモート会議に参加するにあたって、白い壁と共に明るい場所を求めて部屋をうろついた経験のある人はいないだろうか。ライトがあれば、そんなことに悩まなくても大丈夫だ。
しかし、いざ家電量販店に行くと、リングライトにもたくさんの種類があって混乱する。今から挙げるリングライトの特徴を捉えながら、自分の使用状況にあわせて選んでいただきたい。
スタンド型ライト
三脚タイプのスタンドを搭載し、卓上に立てて設置する。安定感があり、長時間の会議でもストレスなく使用が可能だ。
クリップ型ライト
クリップでノートパソコンやタブレットの上部を挟むことで設置できる。小型ながらもちゃんと明るく照らしてくれる。スタンド型とは異なり、机上がかさばらないことも特徴の一つである。
スマホに挟むことができるタイプも。自撮りや外での簡単な撮影時にも活用できる。
色調節可能なライト
明るい場所や、暗い場所、その部屋の照明の色に合わせて光の調節を行うことで、その時一番最高な光の当たり具合を演出することが可能に。ピンクや青など、白以外の色もあるので遊び心をくすぐられるだろう。
リングが大きいライト
YouTubeなどの撮影でも使われる。こだわりたいひとにおすすめ。
持ち運び可能な電池型ライト
屋外やカフェでのオンライン会議参加時に最適。いつでもどこでも顔を照らしていたい方には必須のアイテムかもしれない。
鏡付きライト
オンライン会議中だけでなく、メイクする時も光を当てて、明るく盛れているか印象を確認しよう。
コロナ禍によるリモートワークの普及により、リングライトは日常生活のたくさんの場面で使用されるようになっている。オンライン会議だけでなく、アイドルとのお話し会などの特別な場面でも使用する人もいるようだ。たくさんの種類が発売されているので、きっと自分のいる環境や使用目的に適したリングライトが見つかるはずだ。リングライトを有効に活用して、最高の自分を演出してほしい。