『青春スター』最終話ーー日本人参加者・カズタ優勝の瞬間も! デビューメンバーが見せた感動のパーフォーマンス

 日韓グローバルオーディション番組『青春スター』の11回の放送では、準決勝の2Rまでが放送され、決勝に進出するメンバーが明らかになった。決勝に進出する上位7組は、デビューと同時に音源の発売などといった歌手活動のサポートが行われるため、実質この準決勝が勝負の分かれ目となる。

【場面写真】『青春スター』最終話ハイライト(全31枚)

『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム

 2Rはライバル戦、同じ派のライバル同士が戦うことに。得点は観客200点、エンジェル400点の600点満点となる。

 ボーカル派は1曲をパートで分けて歌うことで点数を競うルール。1組目は女性ボーカルチームのヒヨン・シニョン・ウィソンの3人。高音と低音の切り替えの上手さでシニョンは高評価を受け、ウィソンも自分のスタイルを出しつつも歌に合わせていた部分を評価された。

 2組目の男性ボーカルチームは、1Rでは悔いが残ったメンバーも今回はそれぞれが実力を出し切ることができたが、テヒョンが満点を獲得した以外は全体的に点数が低くなってしまった。

 シンソン派の男性チームはギフンとジョンハンのまさにライバル戦。2人の点数は43点差で7位と8位という、順位から見てもバトルになったが、同時に大の仲良しで笑いの絶えない2人だからこそ全力での戦いだ。

 シンソン派は同じ歌手の別々の曲を編曲して勝負するというもの。ギフンは持ち味である落ち着いた歌声を十分に感じさせるステージで、爽やかさと深みを兼ね備えた彼自身のようなものに仕上がっていた。ジョンワンはポップな編曲で、自分の強みを活かしたステージだった。

 次の戦いは、ジヒョン・ヒョジン・プルムの女性チーム。ジヒョンは有名な原曲からコードを変え、歌声のイメージに合うアレンジで完璧に自分の色に。続いたヒョジンは、これまでで最高のステージを見せ、エンジェルからも大絶賛。2001年生まれとは思えない感性の高さが光っていた。最後となったプルムは、友達だという同い年の猫に捧げる演奏。感情表現があまりにも達者で、演奏を通して会場全体の共感を呼んでいた。

 アイドル派は1曲のステージをチーム混合で行い、分かれたパートと群舞の両方で自分をアピールしていく。

 どちらのチームも遜色ないほどの仕上がりで、それぞれのチームの良さが出ていた。ロレンスとロビンはこれまで目立っていなかったが、オリジナルのラップパートを作るなど健闘していた。10人全員でのデビューを願うほど完成度が高く、これまで安定していた者はもちろん、課題のあったメンバーまでキラキラと光っていた。

 最終的に決勝進出を果たしたのは、ジョンハン、ジヒョン、プルム、テヒョン、シニョン、ヒヨン、そしてアイドル派のキューピッドチーム。これに加えて、アイドルチームにジュニョクとドハが追加合格となった。

関連記事